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2022 元旦。 初詣で神主さんから伝えられた金言。

年が明けた。新しい年の始まりだ。
言わずとも新鮮な気持ちになる元旦。しかし、今年はそうでなかった。

毎年の年末年始のルーティンは、決まって実家で過ごしている。
実家に隣接する、祖父母の家で年越しそばを食べ、紅白歌合戦を鑑賞し、0時に合わせて、20kmほど離れた神社へ初詣へ行く。

今年も、例年と同じようなルーティンで過ごした。

高校生の頃は、甲子園出場を祈った。
大学1,2年生の頃は、ちょっとカッコつけた目標を祈った。

毎年のように新鮮な気持ちになり、身の引き締まる元旦だが、今年は少し違った感覚だ。

というのも、このnoteで毎回執筆している、TABIPPO学生支部のことが頭から全く離れなかった。

ご存知の方も多いと思うが、TABIPPO学生支部は、今年の2月〜3月にかけて、全国3都市・総動員5000人規模のイベント。「BackpackFESTA 2022」予定している。

2年ぶりのオフライン開催。コロナ禍の社会情勢が不安な時代。オミクロン株蔓延。不安要素ばかりで、正直、心が休まらない。

メンバーが今、どんな気持ちなのだろう。少し気になった。
早く3が日終わり、通常の生活になった方が、いつものリズムで生活が送れて楽なのでは、とも思ったりした。

とはいえ、お正月はお正月。

今年の目標をnoteに書いてみようかなと思ったが、思うように筆が進まない。

昨夜、神社の神主さんから聞いた話が、妙に腑に落ちたので、少し、綴りたい。

祖父母との元旦ゴルフ(これもじじばば孝行。)


神主さんから受けた金言

僕は、シンプルに神社が好きだ。実家の家系は、仏教なのだが、昔から神社が大好きだった。

中学生の頃は、実家から4kmほど離れた神社まで、毎日ランニングをして、水温、気温、湿度を測り、夏休みの自由研究にした。
高校生の頃、今のところ、人生最大の苦労をした時も、自転車で20kmほど爆走して、神社の境内でお弁当を食べた。
そして、大学生。日本全国を旅しながら、全国各地の神社に参拝してきた。

中でもお気に入りは、やっぱり伊勢神宮。

鳥居をくぐると、なぜか感じる厳かな雰囲気。神聖な場所で、自分と向き合う時間が、1番のリラックス方法かもしれない。(本気で。)

そして、僕は結構占いとか、神社の言葉とかに救われきた。

特に、高校生の頃、野球で結果が出ない時は、神社に通い、神聖な場所で自分の心と向き合い、心を浄化してきた。

仁、智、義、礼、信

そして、今年も神社の神主から、金言を預かった。

人生で一番元旦らしさがない元旦。この言葉だけが、僕の元旦だったかもしれない。

仁、智、義、礼、信

儒教の考え方の一つなのだが、この5つの漢字は、左手の指と関連しているらしい。

仁(親指):人を思いやること
智(人差し指):道理を知り得ている
義(薬指):利欲にとらわれない
礼(小指) :感謝の心を持つこと
信(中指):約束を守る。一貫性を持つ。

結婚した夫婦が、左手の薬指に指輪をはめるのは、お互いが利欲に囚われず、行動を共にしていくことを誓った証になるかららしい。

神主さんから、特に中指。信だけは常に頭に置いて生活してほしい。と金言をおっしゃっていただいた。

冒頭にも書いたが、春のBackpackFESTAまでは心休まらないだろう。そして、350人のリーダーとして、メンバーからの信頼や信用は何より大切なことである。

そして、一人の人間としても、相手に嘘をつかず、人から信用されるような行動を取ることは、何よりも大切だ。

1年間、常に意識して行動したい。

目標を決める

ごくごく当たり前かもしれないが、目標を決めて常に行動しなさいとも言われた。

夢ではなく、目標だ。

5年後、10年後、自分がどうなっていたいかを決めて、そこに向かって行動すること。目標が決まらず生活しているのは、ただ「流されている」だけだ。

正直、具体的に10年何をしたいかの目標は、決めていない。

しかし、この金言をおっしゃっていただく、ちょっと前に絵馬にはこう書いていた。

TABIPPOのビジョンの言葉である。

学生支部の代表は今年の3月まで。それ以降どうなるかはわからない。
しかし、自分が大好きな「旅」を通して、世界を素敵にしたい。

コロナが落ち着き、世界の国境が安全に開き出したら、また世界中を飛び回り、旅の魅力を伝えたい。そして、自分が旅するだけでなく、旅を起点に世界が素敵になるサービスや仕組みを作りたい。

ひとまず、これがここ5年の目標になりそうだ。

冒頭にも書いたが、3月のBackpackFESTAが頭から離れず、正々堂々と信念を迎えた晴れやかな気持ちになれていないのが正直なところだ。

しかし、この選択は自分でしたし、3月までのこり2ヶ月間思いっきり突っ走りたいと思っている。

10年後の目標は、またその後考えれば良しとしよう。

終わりに

2022年がスタートした。今年もあっという間に1年が過ぎていくだろう。

学生ラストイヤー。年齢も22歳になる。いよいよ、本格的に社会に出ていくための準備が始まる。

予測不可能な時代、コロナ禍、多くの社会問題。僕が出ていく海は、大荒れだろう。

しかし、神主さんがおっしゃってくれたように、人間の基本である、人から信頼の得られる行動と謙虚な気持ち、そして感謝の心を忘れず、心身ともに成長したい。

364日後を、健康で幸せに迎えられるように、今年も頑張る。

まずは、3月。

日本最大級の旅の祭典で、5年後の目標である「旅で世界を素敵にする」を体現する。


2022 元旦 日賀野 舜

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