![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113831750/rectangle_large_type_2_cd1419f707bf70ca47e9332f06003b14.jpeg?width=1200)
【NZ南島MTB旅 2019】#3 クレイギーバーン フォレストパーク
ツアー3日目。
いよいよこのツアーの一つ目のハイライト、クレイギーバーン。
![](https://assets.st-note.com/img/1692541927369-OBakrZay7y.png?width=1200)
前日クライストチャーチから北西に1.5時間ほど車移動、カンタベリ州キャッスルヒルのポーターズロッジと言うところに宿泊。翌日朝にクレイギーバーンフォレストパークに移動しワンウェイトレイルを走りました。
幸い昨日の暴風雨から打って変わって天気は曇りない晴天!
※南島の旅関連の記事はこちらにまとめています↓
クレイギーバーン フォレストパーク
概要
Trailfolks(リンク)
トレイル管理団体のサイトはこちら↓
ニュージーランドサザンアルプス中程にある森林公園。近くにロードオブザリングのロケ地もあるとのこと。見渡す限りの草原や台地、西方に山脈が折り重なる人里離れた山岳地帯。その山腹を北から南に撫でるように引かれたのがこのクレイギーバーントレイル。
トレイルヘッドには政府DOC管轄であることを示す例の緑の看板があります。公園とは言っても数十キロのトレイルが整備されているのみ、駐車場とたまに出てくる看板以外の設備はありません。この広大な自然がいわば「リクリエーションエリア」。国に管理され国民や観光客の余暇のために提供されています。ニュージーランドの余暇の考え方とその公共性については考えさせられるところがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1692506901267-lU630bGwxx.jpg?width=1200)
地図下方を左右に走る太い道路が73号線
地図の一番右下の駐車場(Manson Creek)から中程の駐車場(Mistletoe Flat, Texisas Flat)を経由して左端のCastle Hill Villageまでを走りました。20キロちょい、獲得標高1000m弱の行程で4時間ほど。かなりのんびりペースだったと思います。もう少し標高上げて大回りするルートもあるので、登りが得意ならそちらでも。
標高低いうちは樹林帯の中(ブナの原生林らしい)ですが、あるところから森林限界を越え視界が開けます。この眺望が本トレイルの醍醐味。
![](https://assets.st-note.com/img/1692507784403-7FzCxcevZq.jpg?width=1200)
名物の倒木に自転車を引っ掛けて撮る作法らしい
![](https://assets.st-note.com/img/1692507758806-GGmHun88B0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692507949664-2KJfwRNJwZ.jpg?width=1200)
どこかに私がいます
![](https://assets.st-note.com/img/1692508452620-qXKsIwVpD1.jpg?width=1200)
トレイル情報
基本ハイクと共用、相互通行。狭めのトレイルが延々続きます。たまに押さなければならない急坂。石を含むどちらかというとねちゃっとした土質。ところどころガレ。石はそれほど尖ってなく細かかった記憶です。バーム等はないナチュラルな整備。難易度はブルー(Grade3〜4)がほとんどです。
同行の20代前半の男の子はDHバイク+フルフェイスでこの工程をこなしてました。若さのなせる業ですね。普通にハードテール〜エンデューロバイクがいいと思います。道中ハードテールで走ってるグループにも会いました。たしかに登りも多いしGrade4(濃い青)を走らないなら身軽で良さそう。
ちなみに、Manson Creekの駐車場から出発して割とすぐに川渡りがあります。私たちはそこで靴がびしょ濡れになり一日中その状態で走ることなりました。水量少なければ乗って越えて凌げるんでしょうが、大雨の翌日だったんで乗車クリアしても足首まで濡れるという始末。Manson Creek発で走る場合は替えの靴下か耐水靴下を持参することをおすすめします。
ドライだとこんな感じみたい(同エリアのトレイル)↓
アクセス
クライストチャーチから73号線沿いに北上し車で1.5時間ほど。トレイルヘッドとなる駐車場が5ヶ所あります。(Manson Creek Car Park, Craigieburn Valley Car Park, Mistletoe Flat Car Park, Texisas Flat Car Park, Thomas Bush Car Park)
設備、その他
Mistletoe Flatの駐車場のみトイレがありますが、それ以外は何もありません。補給食をお忘れなく。川の水は豊富で冷たく飲んでも大丈夫とのこと。心配な方は浄水器か多めの持参を。
感想
素晴らしいロケーション、しかもワンウェイ、ずっとシングルトラック。登りあり下りあり眺望あり川渡りあり。急な登りも壮大な景色を前にナチュラルハイで乗り切れます。シングルトラックで獲得標高1000mなんでキツかったはずなんですが、なぜか「サイコー!」だった記憶しか残ってないんですよねこれが。
あんまり日本じゃ味わえなさそうな「森林限界より上でのトレイルライド」。特にバックカントリー好きにはぜひ味わってみてほしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692505805478-CnaGfdmiib.jpg?width=1200)
お皿の直径は30cm弱くらいあります
宿に戻ってラムに舌鼓を打った後はこぼれんばかりの星空、朝は雄大な朝焼けに感動。最高ロケーションで心が洗われた2晩でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1692507366367-u977ZmPygQ.jpg?width=1200)
#自転車 #アウトドア #ニュージーランド #自転車旅 #マウンテンバイク #MTB #トレイル #クライストチャーチ #クイーンズタウン #トレイルライド #アウトドアアクティビティ #ワナカ #海外ライド #マウンテンバイクフィールド #マウントハット