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学童や児童館など、子どもの居場所を運営してる人にこそ使って欲しい「らくがきAR」というアプリの話
この記事は、「らくがきAR」というアプリを使った子どもたち向けにおこなった取り組みを紹介する記事です。
アプリで得られる体験に、子どもたちと興奮しっぱなしで、そのテンションのまま記事を書いています。「ステマか!?」と疑われるかもしれませんが私は製作者さんと何の繋がりもありません。念のため。
さて本題です。
らくがきARが楽しいんです。
らくがきARはスマホのアプリで、自分が描いたキャラクターなどをスマホで読み取ると、スマホの中でそのキャラが動くんです。
詳しい記事はこちら。
現在は有料(120円)です。
このアプリを使った取り組みをしてみたいなと前々から思っており、ようやく今日、それが叶いました。
『わくせいキャベジ動物図鑑』という絵本を使った活動です。対象は中高生8名に向けて。活動を補助してくださるボランティアさんも4名いました。
●活動の流れ
・小グループで好きな野菜や嫌いな野菜について5分ほどおしゃべり
・わくせいキャベジを読み聞かせ
・活動の趣旨、わくせいキャベジに出てきそうな動物を考えて発表することを伝える
・ワークシートを配って、それぞれで書く
→このとき、野菜や動物を調べるのにスマホを使ってよいことにした
・頃合いをみて、それぞれが描いたものを見合う時間へ
→このとき、シールを渡して、自分が気に入った作品にシールを貼るよう促した
・最後にらくがきARでみんなの作品を読み込む
→みんな驚いてました
らくがきARを通してみるとこんな感じになります。
●使えそうなシーン
・子どものちょっとした落書きを見つけたとき
・雨の日の活動
・絵が好きな子にスポットライトを当てたいとき
・絵本から想像を膨らませて絵を描く活動のシメ
学童や児童館、少人数の子どもの居場所くらいの規模感だと、みんなで楽しみやすいかと思います。
学校じゃダメなんです。おそらく人数が多すぎて収集がつかなくなるでしょう。タブレット完全配備で、普段から使い慣れてる学校だと可能性はありますが、、、
●らくがきARを使うときに気をつけたいこと
・スマホやタブレットでしか動きません
・描いたものが小さすぎたり薄すぎたりすると読み込めません
・スマホやタブレットの画面をパソコンやモニターに映して見やすくすることもできますが、事前の動作確認は必須です。(わたしはもともとパソコンに投影するつもりで事前確認もしたのに、必要な場面で動かず、、、なぞ)
学童や児童館などで使う場合、他にも気をつけることやすり合わせるべきことはあるかと思います。有料アプリなので経費で落ちるのかとか、個人のスマホやタブレットを使っていいのかなど。
ですが、そこの手間をかけてでも楽しませたいお手軽テクノロジーが、らくがきARだと思います。
もちろん、毎回これを使ってたらマンネリ化してしまうので、ちょっと活動に変化をつけたいときのカンフル剤程度の活躍しかしないかもしれません。
ただ、それでもこういうところから最新のテクノロジーに触れさせていくのは意義があると個人的に思います。
らくがきAR、おすすめです!