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ヤッチャレ2021 目標の立て方ワークショップに参加してみた
こんにちわ。ひでゑもんです。
色々と慌ただしい毎日を過ごしていたら1年ぶりの投稿になってしまいました(汗)
昨年「柏の葉チャレンジフェス ヤッチャレ」に参加してみて先人たちの挑戦から色々な学びと刺激を得ることができて有意義だったこのイベントが今年も開催されると聞いて早速エントリーしてみました。
今年のテーマは「目標設定のワークショップ」とのことです。
確かに去年を振り返ってみると目標を立てて最初は勢いよくスタートしたものの「忙しいから今は無理」と自分に言い訳をして後半グダグダになってしまいました。
どうやら他の参加者の方も同様だったようで、今年は正しい目標設定を知ろうという事にフォーカスが当てられたようです。
今年も感染対策の観点からオンラインで実施となったイベントでは、産業総合研究所で社会心理学の研究をされている沓澤 岳先生が講師となって「どうやれば正しい目標を立てられるのか」ということを自身の研究成果をもとに個々人の目標設定についてレクチャーいただけるという内容でした。
目標設定なんてわざわざ時間をとって学ぶべきこと?
そう思う方も多いかと思いますが、こういう経験はありませんか?
「今年こそ●●するぞ!」と言いながら結局できずじまい。
去年の自分がまさにコレでした。仕事もプライベートもやりたい事が山積みでいっぱいいっぱいになって、結局振り返ってみるとほとんど出来ていない
ことが日常的になっていることが多々ありました。
まさにこんな感じ(笑)
沓澤先生曰く、新年に立てた目標を達成できる人は8%に過ぎないことから、セルフコントロールには限界があることが研究で分かっているとのこと。
それではどうするのか?という問題に対しては、「現実的な目標設定を立てる」ことが重要とのこと。
なんだ、思ったより一般的な答えか。と一瞬思ったものの、目標に至るまでには無数の誘惑が存在していて、挑戦している時間の1/4は誘惑との葛藤に
費やされていると聞いてビックリ。
これに対して自らを律するセルフコントロールという考え方が一時期はやりましたが、誘惑に勝てるのは多くても5割という研究結果もあり、人間に欲
がある限りは完全に無くすことは難しいようです。
そのため、最終的なゴール(理想)を実現するためには「小さな現実的な
目標の積み重ねが重要」ということでした。確かにその通り…
それを効果的に実現するフレームワーク(枠組み)が心理学者のガブリエル・エッティンゲン教授が提唱するWOOPというもので、この4段階で目標を立てていくと効果的とのことでした。
W(Wisu:願い)
O(Outcome:結果)
O(Obstacle:障害)
P(Plan:計画)
参考書籍:成功するにはポジティブ思考を捨てなさい 願望を実行計画に変えるWOOPの法則
実際にワークショップ形式で自身のチャレンジしたい目標をもとに、WOOP
のフレームワークに沿って目標設定を行いました。
それぞれの発表の後には沓澤先生のコメントも頂けて、自分でも気づかなかった盲点なども指摘してくれて非常に有意義でした。
ワークショップが終わった後に、もう一つチャレンジを行うことの障壁として障害に向き合った時に挫折してしまう(自分には才能がないと思ってしまう)人たちへの応援メッセージもありました。
紹介された書籍(マインドセット 「やればできる!」の研究)を早速近所の
柏の葉 T-SITEで購入して読みましたが、成功するためには失敗を正面から
受け止める「しなやかマインドセット」が何より重要だと訴えていました。
60分の予定だったイベントは参加者からの質疑応答もあって一時間半ほどの
時間になりましたが、無料イベントとは思えない充実したものでした。
どうやらヤッチャレ2021に参加する方は引き続きイベントでサポートして
くれるほか、新規参加者向けのイベントも再度行われるようです。
もし興味がありましたら参加してみてはいかがでしょうか。
ヤッチャレイベントHP:https://yachallenge.jp/