魅惑のワインくじメソッド 〜テクニック編〜
「ワインくじ」というものをご存知でしょうか?
ランダムにワインが入れられた箱を選び、1等は高級ワインが当たるかもしれないというイベントです。
主にお正月に、デパートやスーパーで催されることが多いですね。
もちろん無作為に選んで運試しとして楽しんでも良いのですが、筆者はくじ運が全くなく、いつも末等のワインを掴まされていました。
そこで5年ほどかけて編み出したのが、「魅惑のワインくじメソッド」です。
このメソッドを使い、過去に1等の高級ワインを引き当てたことがあります。そしてかなりの精度で末等のワインを避けることが出来るようになりました。
今回はそのメソッドの基本となる「テクニック」について書いていこうと思います。
1. Weigh (ワインの重さを探る)
まずは基本中の基本、ワインの重さを探ります。
この様に片手で箱を持ち、垂直に持ち上げます。腕に神経を集中させて重さをはかります。
一概にそうとはいえませんが、高級ワインは重い。という傾向にあります。
しかしながら、ダミーでわざと重いワインが入れられている可能性もありますので注意が必要です。
2. Compare (他のワインと比較する)
こちらも基本となります。
Weighと組み合わせるならば、他の箱との重さを比較します。
末等ワインの本数が1番多いですので、同じ重さだと思うものはグループ分けし、違う重さのものを選びます。
一際重いものが1つだけある、という様な場合は1等の可能性がかなり高いです。しかしながら、重いけれども似たような重さのものが数本ある時は、本数の多い等だという可能性も考慮します。
これはそれぞれの等の本数、その時の残り総数なども加味する必要があります。
初日で全部の箱が残っている場合には1等が確実にその中にありますし、何本か減っている時はすでに誰かに買われてしまっているかもしれません。当たり前のことかもしれませんが、この様な小さな可能性を見落とさず複合的に考えていくことが当選確立UPの鍵となります。
3. Swing (ワインの形状を探る)
3つ目のSwingが、最も重要なテクニックになります。
ワインボトルの形状は、大きく2つに分けられます。
ボルドー型とブルゴーニュ型です。
これをSwingを使って判別します。
この様に箱の下部分を掴んで固定し、上部分を前後に揺らします(Swing)。
ブルゴーニュ型の方が重心が下にありますので、Swingをした時に、
振り子の様な動きをします。
逆にボルドー型は、
この様にボトルの側面が平面的に箱に当たります。
この感覚を掴めば、ボルドー型とブルゴーニュ型を見極めることが出来る様になります。
もちろん会得するには何回も実践しなければならないでしょう。筆者も、ブルゴーニュ型だと確信したはずがボルドー型だったりすることもあります。100%ではありませんが、経験値を重ねることによりその精度は上がっていきます。
主に今回紹介した3つのテクニックを駆使してワインくじに挑むことになります。
次回は、実際に現場でどの様に考え、これらのテクニックを使っていくのか「実践編」を掲載したいと思います。
ご拝読ありがとうございました。