「場に出す」という意識
コーチングでは、コーチとクライアントの単なる1対1の関係ではなく、その「場」を共有する共同体としての関係性となる。
主語が “I” ではなく ”WE” になる。
マーベル映画のヴェノムのようである。
場を意識するのは非常に大事で、コーチとしても問いをクライアントに対して投げつけるように行うのではなく「場に出す」ことで、自分自身もその問いの当事者となることができる。
クライアントについても、「場に出す」ことで問題を自分自身と同一視することなく客体化して切り離して対処しやすくなる。
リモートでのモニター越しに行うコーチングでは、場の意識が薄れてしまいがちだが、「概念としての場」として、”WE” を主語にしたセッションを行なっていきたい。