グループワークで気付いた悪い癖
はじめに
はじめに、今日はどんな1日ですか、どんな1日でしたか?
このブログでは職業訓練や趣味のことについて記事を書いています。今回はタイトルにあるとおり、グループワークを2週間弱やって気付いた自分自身の悪い癖というか習性について話していこうと思います。
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結論:一旦身についた悪癖はなかなか抜けない
今取り組んでいるグループワークに関して
実践形式の課題
詳しくはこちらの記事に書いた通りです。
現在実企業からの依頼で実際のサイトをコンペ形式でチームごとに作成していくという課題に取り組んでいます。まぁ相変わらずチームリーダーとは馬が合いませんが。
終わりが見えている実習
前回の記事にも記載した通り、前職の経験を活かした就職が決まり、週末で職業訓練校を退校する予定です。
本来はこの実習で作成したサイトもポートフォリオに含めるべく、クオリティが高いもの、実際顧客を唸らせて他のチームに勝って実際のサイトとして採用されるものを作ることに心血を注いでいたでしょう。
しかしながら、本日水曜日時点で残りの日数はあと2日です。
実習は途中で抜けることになります。終わりが見えています(私には)
最後まで頑張りきるということ
そうは言ってもが実習はグループワークであり、最後まで頑張りきって残るメンバーに引き継ぐべき、つまり最後まで頑張り切るべきという意見は当然あるでしょう。そういう考え方は美しいですし、理解は出来ます。
理解できる、という言い方をするのは、
「最後まで頑張りきることはできるけど、私はそうはしない」からです。
前の会社で身についてしまった悪癖
自分の最大能力で戦うということ
前職の退職理由の記事でも書きましたが、前の会社に入った当初は前の前の会社からのかなり前向きな転職なので、自分の持てる力を最大限、時には能力以上に頑張っていました。
しかし前職の退職理由の記事でも触れたように頑張ろうという気持ちが折れる出来事がありました。
頑張ることをやめるということ
会社内での評価や、部門自体を良くしたいという思いが自分のなかで無価値化したとき、私は頑張ることを辞めました。
同じ部門に当たり前にやるべきことすら放棄して、他人に迷惑をかける人間がいるという事実は、それまで全力で全部に取り組んできた自分に「ユリイカ」をもたらしました。
ユリイカ
撤退ラインを考える
これまで100の力をかけていたことを、どれぐらいまで減らしても大丈夫かについて考えるようになったことは自分の中では大きな収穫でした。
会社なので、もちろん利益を上げるという目的があり、それは達成目標として部門や個人の責任として具体的な数値化されます。
もちろん会社としては100の成果を求めます、目標を達成できれば評価されるし、達成できなければ叱責されます。頑張っている人にとって叱責されるのはつらいことでしょう。
しかしながら、ユリイカ!!状態の私にとって、「会社からの評価される」ことは急激に価値が下がっています。自分自身にとって価値が低いものやことについて何を言われても気になりません。だって(私にとって)価値がないんだから。
故意にパフォーマンスを下げる
基本的には同じ職場、同じ仕事の繰り返しだったので、その仕事に対しての自分自身の能力に関してはよく理解していました。
完全なたとえ話ですが、
数値目標を達成するのとは全く別種の10個の荷物を運ぶ仕事があり、能力をフルに発揮すれば一度に10個全て運ぶことが出来ます。なんなら他の人の分まで12個、15個運ぶこともやっていました。
ユリイカ状態になったとき、まずは運ぶ荷物は取り合えず一旦10個にすることにしました。
下記の記事でも書いたように前の会社には適正なチェック体制など存在しません。
ということはこの運ぶ荷物は、実際に10個運ぶことも、それが一度で完了することも必要がないことに気づきました。
もちろん求められる仕事は10個の荷物を運ぶことであり、それを最高効率で行う人が一番評価されることはわかっています。何度も言いますが、このとき私の心はすでに折れています。
運ぶ荷物を10個から9個に減らし、8個に減らと、最低限度まで減らしていきました。最低限度まで減らした仕事量でも、他の人よりも多かったことは別の話ですが。
自分にとって価値を感じられない分人は最小化する
いずれ記事にまとめたいと考えていますが、作家の平野啓一郎さんが提唱している分人主義という考え方があります。
人間は一つの確固たる個人ではなく、人や環境に対して、いくつもの分人を無意識に使い分けているという考え方です。
まぁ上記のように会社からの評価も気にしない、パフォーマンスも低いとなれば当然会社内の人からはよく思われません。というかよく思われていなかったでしょう。
評価されたい、よく思われたい、そこでの人間関係をしっかり構築したいと思うのであれば、そういう風に頑張ればいいと思います。
これまでに書いたとおり、そういったものは当時の私にとって無価値化しています。
価値のないことで自分がすり減って、疲れるくらいなら、そこは最小化してしまい、他にかける時間を増やした方がよほど幸せになれます。
重要度の低い分人を最小化し、重要度の高い分人を最大化すること
それを意識するようになってからかなり気楽になりました。
もっといろいろ書きたいことがあるので、それはまたの機会に。
一旦身についた悪癖はなかなか抜けない
価値基準を外におかず、自分自身が納得するラインに決める
発揮する能力に関しても自分で決める
重要度の低い分人は最小化する
ということに関して、ユリイカ!!が降りてきてから、時間をかけてじわじわその悪習・悪癖の中にいたため、今回のグループワークでもそこから抜けきれていないのだと思います。
今回のグループワークに関しては、初日のゴタゴタの件もあり、
「これは別に自分が一生懸命頑張るべきことではない」というラインをさっさと引いてしまったこと
「頑張るべきことじゃないこと」かつどうせ途中で抜ける作業にフルの能力を発揮する必要がないと自分で決めてしまったこと
「(職業訓練校に入ってからずっとそうですが)ここでの人間関係はずっと続くものではない=自分にとってここでの分人は最小でいい思っていることが良くない点でした。
終わりに
今回は自省の意味を込めて、今の現状の分析とそれが何に由来しているのかについて書いてみました。実際に書いて整理してみると、意外と気づきが多かったです。スキ!!とは思われないかもしれませんが、何か心に残ったことなどあれば気軽にスキ!!、コメントなどお待ちしています。