パーソナルジム「Sharez」の地方での活動について②
こんにちは。
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジム「Sharez」を運営している、岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
今回は、パーソナルトレーニングジム「Sharez」の地方での活動について書いていきたいと思います。
2022年8月4日〜7日まで地元飛騨高山で活動してきたものです。
初日の様子はコチラです↓↓
2日目の、8/5午前中は、僕の母校である岐阜県立斐太高校にて、高校生の陸上部員への指導でした。
斐太高校、飛騨高山高校、西高校の短距離、跳躍、投擲の選手、約20名が参加してくれました。
僕が現役の時代にもいらっしゃった先生やコーチも見守る中で、2009年の斐太高校での教育実習を思い出す感覚でした。(実際、母校に入るのは教育実習以来)
今回のテーマは
「ウエイトトレーニングの基礎から指導してほしい」
というものでした。
高校の陸上部では、ウエイトトレーニングはある程度スタンダードで行うものですが、強豪校や私立校でないと、しっかりウエイトトレーニングを指導する人がおらず、トレーニング環境が整っていないケースも多いです。
飛騨高山の高校はまさにその状況です。僕の現役時代も「先輩がやっている様子を見よう見まねで、しかもコンクリートの上で行う」という形でした。
昼休みとかに、体育館横の外にある剥き出しになり錆びたバーベルで練習していた記憶があります。
今回の指導でも生徒達のフォームなどを見ているとわかりますが、今もその状況は変わっていないと思います。
という事で、基本的な種目(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト、クリーン)のフォームの説明やポイントのレクチャーをし、実践してもらいながら、それぞれのフォーム修正を行なっていきました。
約20名のフォームを、1人の指導者で限られた時間の中で見ていくのは難しく、正直不完全燃焼な部分はありましたが、これまで彼らが独自に行なってきたウエイトトレーニングと正しい動きの違いやポイントは、ある程度お伝えできたのではないかと思います。
うまくできないできないながらも一生懸命話を聞いてくれたり、実践する生徒の姿を見て、昔の自分を思い出したり、頑張って欲しいなぁと純粋に感じました。
もっと一人一人細かく指導したいなぁとめちゃくちゃ思いましたが、できる限り集団でも効率良く、わかりやすく指導できる形にセミナー自体の改善が必要です。
あとは継続的に行なって頂き、生徒同士、指導者の方に見て頂き、ブラッシュアップして頂きたいと思います。
ウエイトトレーニングは少しずつ改善して頂くとして、100m10秒7の選手、2年生で走高跳1m95cmの選手なども出てきており、僕が現役の時代よりも上位組のレベルはかなり上がっていました。
一方で、かなりフィジカル的に選手間の差をかなり感じたので、個人競技要素の強い陸上競技においては、全体で一斉に同じ練習メニューをこなす事が多い部活動という形式、あるいは区別をできるだけしない現在の学校教育の流れだと、全体の底上げが難しい部分もあるなぁと感じました。
選手の能力に応じて、グループ分けし、それぞれの課題と向き合うメニューをこなす時間を何割か作れると良さそうなのになぁとは思いますが、指導者がいない、環境がない、金銭的問題、練習効率が低下するなど、問題も多々あるので、ジレンマだなぁと。
同時に、この辺りに自分達が入る余地もあるのでは?と考えています。
機会を頂きました坂谷先生、ご参加頂いた各校の皆様、ありがとうございました!
Sharezとしては、一緒にパーソナルトレーニングジムの運営、地方でのスポーツ指導、地方でのパーソナルトレーニングジム出店をしていきたいという仲間を募集しています!
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