219.起業家として求められる仕事とは?
おはようございます。
今朝は朝の3時台に起きました。
早起きすると一日間の充実度が違いますね。
何時に寝ても遅くても5:55には起きるようにします。
直近では、喜多村豊氏の講演会をお伺いする機会がありましたので、そこから起業家として求められる仕事について考えをまとめてみます。
1.喜多村豊氏とは
喜多村豊氏の現職は、以下の通りです。
一般社団法人 公開経営指導協会 理事長
学校法人早稲田実業学校 評議員 理事
同 校友会 副会長
株式会社ティーケートラックス 代表取締役社長
法政大学専門職大学院 ≪法政ビジネススクール≫ イノベーション・マネジメント専攻研究科 客員教員
略歴としては、
大学卒業後、イトーヨーカドーに5年間在籍し、店舗・販売部・商品部などの勤務を経て独立。
マーケティング、経営コンサルタント会社を設立。
流通業中心に建設業・アパレル・飲料食品・電機メーカー・スポーツビジネスなど100社以上の実績向上の具体的なコンサルタント、プロデュース業務を行われています。
https://www.jcinet.or.jp/teacher/kitamura_yutaka.php
公開経営指導協会は、第1回全国小売業経営者会議を開催(米子)されたり、日本の小売業の夜明けを導いたりされていて、僕自身も小売業をやっているので、かなり楽しみにして、公開経営指導協会の理事長である喜多村豊氏のお話をお伺いできることをとても楽しみにしておりました。
2.見えないところが大事
時は金なり、といいますが、
金よりも時のほうが大事、というお話から講演がはじまりました。
そして、見えない所が大事、と
いうテーマでお話が展開されました。
高層ビル、タワーマンション、建物の高さに意識を引き付けられますが、高いい建物になればなるほど、地下層にもとてつもない建築技術がちりばめられていて、下支えしている部分がある。
喜多村豊氏は小室哲哉氏と会社を設立して、一時代を築かれましたが、裏方でずっとプロデューサーとして尽力されていました。それぞれに果たせる役割がある。お互いの仕事を尊重し、ともに支えあうからこそ高く飛べる。
仕事・人生における仲間について、
改めて感謝しながら向き合い・支えあいます。
3.プロフェッショナルの仕事とは
何手先まで見ているか、これがプロフェッショナルとアマチュアの違いだと語られました。
将棋だと、棋士は1000手ほど先も読むと思われますが、素人だと目の前のことしか読めない。
これはどの世界でも共通です。
そして、「前準備で8割決まる」。
プロフェッショナルとして、徹底的にリサーチもして、前準備をして現場に臨めるか、をこだわります。
特定の物事について100%知っているか、この分野においては自分が世の中で一番詳しいかどうか、といえるほどにインプットも徹底する。
そして、相手の立場に立って物事を考え、ちょっとした些細な部分にも気遣い・工夫を凝らすこと。創意工夫をあらゆる点において意図すること。
そして、ゴールが見えていること。
特に経営者あるいはリーダーとして仕事をするなら、仲間を率いるなら、ゴールを明確に描いておくことが必要です。
「特に、20代・30代は、まず絵を思いっきり描け」、との言葉をいただきました。
そして、トップとして、自分の頭にすべてを叩き込んでおくこと、ツールは効果性を見て活用は最大限しつつも、ツールに依存しないこと。
このツールがないとできないというのはトップではない。
僕自身も毎日紙に事業に関する情報を書きながら頭を整理します。
4.トップに入り込むこと
喜多村豊氏は、トップに行くことの価値について話されました。
トップにいけば、他分野とつながり、横につながれる。
そしてどの階層にいるかによって、取得できる情報の範囲、スピードが全く異なる。
事業の分野でも業界トップを狙っていくことで、自分も仲間も守れるリーダーであり続けます。