松本教育長 「PTAは任意、人権侵害はあってはならない」
3/6 尼崎市議会代表質疑にて、維新の会 安浪幹事長の「PTAのあり方」に関する質問に対して松本教育長より答弁がありました。
答弁のポイント
1.PTAは任意の団体であり、加入も会員の意思で決められるべき。
説明に当たっては保護者にその旨を正しく伝える必要がある。
2.(免除の理由を公表させるという)人権侵害の疑いのある行為は
任意団体の運営上のことでもあってはならない。
3.PTA会費の使途も問題があれば助言・支援を実施する。
答弁内容の文字起こし
まずPTAの任意加入の周知やクラス委員の選出に関するご質問です。
PTAは任意の団体でありまして、ご指摘の通り加入も会員の意思で決められるべきであります。
説明に当たっては保護者にその旨を正しく伝える必要があります。
管理職を含めた教職員にPTAの指導権限はございませんが、教育委員会としては社会教育法で社会教育団体に対し指導助言することが可能でございますので、適切な運営改善について協議や指導助言をしてまいります。
(安浪議員の「免除の理由としてセンシティブな情報を公表させるという人権侵害の疑いのある行為がなされている」という質問に対する答弁)
またクラス委員選出時における人権侵害の疑いがある行為につきましては、任意団体の運営上のことでもあってはならないことだと考えております。
PTA会費の使途に関するお尋ねです。PTA会費の使途は子供たちの教育を支援するものとして、会員による民主的な方法で決定され、会計報告がなされるものでございます。
学校主導であったり強制があってはならず、会員同士の協議により決定いただくものでございますが、何かしらの問題があれば保護者からのご意見や相談をいただきながら、PTAに対し適切な助言や支援を行ってまいりたいと考えております。