映画『帰ってきた あぶない刑事』を観てきた バブル期らしい洒落た刑事ドラマ
こんにちは、Hideです🔫
昨夜、80年代にヒットしたテレビドラマ「あぶない刑事」の最新映画を観てきました。
私が20代の頃だったバッブル期に、横浜にある神奈川県警港署の刑事課ダンディー鷹山とセクシー大下のバディーコンビが、コミカルなトークでハードボイルドに事件を解決していくストーリーだ。
*やっぱりこのオープニングテーマもイカしてますよね🎵勿論映画でも流れます! 舘ひろし作曲「She's So Good」
バブル期らしく、二人のバディーはダークなWのソフトスーツに身を包み横浜ベイエリアを舞台に、豪快なアクションシーンを見せてくれた。
そして黒のサングラスをしてタバコを咥える姿が、超格好良くて真似していましたねぇ〜
ヘアースタイルもショートでソフトリーゼント、ユージは横分け気味で艶のあるワックスを着けたリーゼント風のスタイルでした。
タカ&ユージは当時の若い男性の憧れであり、ファッションリーダー的な二人でしたよ。
タカ&ユージの後輩役の仲村トオルやドラマ内での紅一点で美人の少年課刑事真山薫(演:浅野温子)も当時の流行ファッションを着こなし、視聴者の若い世代からもウケていた。
その後、91年フジテレビドラマ「101回目のプロポーズ」で浅野温子演じる役名も薫であった(チェリスト役:矢吹薫)
96年劇場映画版「あぶない刑事 リターンズ」では、「101回目〜」のオマージュか真山薫がチェロの演奏を披露するシーンがある。
もちろん、今作でも出演しています。どんな役かは劇場で観るまでのお楽しみです。ただ劇中での年齢を考えるとわかりますが、タカユージ同様既に警察は定年しているようです。
浅野温子さんはその頃トレンディードラマの女王で、その美貌とスリムなスタイルを武器に、シリアスな役からコメディータッチまで幅広い演技力を持った女優さんで、あぶ刑事では超コミカルでいつもタカとユージに給料日までにお金を貸したり、イジられてキャラを演じていました。
その吐口として若い刑事の町田透(仲村トオル)をからかったりしていじっていた。
そんな署内の様子も劇中で描かれていて、警察ドラマの概念を打ち破っていたドラマだった。
しかし、捜査課課長役の中条静夫は、昭和の頑固男で部下のタカとユージをいつも怒っていた。
同僚の脇役をベンガル等がこなし、ドラマを盛り上げていた。今作でも、ベンガルさんもちょっとだけ出演しています。
80年代中期バブル期に突入したゴージャスな雰囲気も取り入れつつ、横浜という東京都はまた違ったお洒落感がある街で繰り広げられる、タカ&ユージのライバルでもある暴力団との戦いはそれまでの刑事ドラマとは一線を画していた。
いかにも昭和後期80年代の匂いがするドラマだった。
当時、タカ&ユージが捜査の際に乗っていた、日産レパードも人気で「あぶデカ」を観て購入した若者もたくさんいましたね。今作でも劇終盤に登場するかも…
ドラマの第一シリーズは、1986年のスタート時には2クールの放映予定だったが、人気が高まった為、1987年まで1年間に伸び計4クールまで続いた。
翌年88年に第2シリーズ「もっとあぶない刑事」を半年間2クール放映した。
その後も人気シリーズだった為、ちょこちょこと劇場版として映画館でも人気を博した大人気シリーズだ。
まぁとにかく、この二人の刑事はよく走るし拳銃をめちゃ発砲する。
ドラマ内で、舘ひろし演じるタカこと鷹山敏樹が神奈川県警内一、拳銃の使用弾丸数が多いと言われていた。
要は発砲する事が多いし、ノーヘルでバイクに跨りショットガンやライフルを犯人相手に発砲する場面も多いのも理由の一つだ。
舘ひろしは、芸能界デビューはCAROLの親衛隊をしていたのがきっかけで、ライダーであった矢沢永吉率いるキャロルの側にいたので、バイクの運転は得意であった。
あぶ刑事前に出演していた、「西部警察」の劇中でも館は格好よくバイクに乗って、犯人狙撃などのアクションをこなしていた。
バイクや車好きの人にも楽しめるのも、あぶ刑事の魅力の一つだった。
テレビシリーズ2作とTVスペシャルドラマ1作、劇場版映画が今作を含め8作、シリーズスタート時から38年間も愛される作品となった。
時の経過を感じるのは、仲村トオルが演じる、1作目では新人刑事でタカとユージの後輩で一番下っ端の平の刑事だった町田透が捜査課の課長になり5年後に定年を迎える年齢になっている設定だ。
今や新しいビルになった港署の刑事課課長で、若いZ世代の部下に指示を出している偉い立場だが、タカ&ユージの前に行くと途端に、昔の立場に戻ってしまうシーンは本当面白い。未だに二人に会うと「先輩」と呼んでしまうのは面白い。
しかし、このあぶないバディーは、組織人として定年まで出世することなく現場で捜査して刑事生活を終えたんだなぁ〜と、私自身が定年を迎える歳になって改めて感じてしまった。
刑事を終えるまで、犯人を追い拳銃をぶっ放していたのだ。そのせいで出世出来なかったのかなぁ〜と、思うと自分の立場と照らし合わせて笑っちゃう感じですよ(笑)
仲村トオルさん自体が私と同年代なので、透役からこのドラマを観てしまうのもその為かもしれない。
主人公のタカ&ユージも、劇中内ではとっくに定年退職していて、70歳を超えている。
今回の映画内では、二人で横浜市内に単手事務所を構えている設定になっている。Yokohamaスタジアムがオフィスから見えているので関内かな。
昨日から上映されているので、この「帰ってきたあぶない刑事」の内容についてはネタバレになりこれから映画館に観に行く人の為、詳しいことはあえて書かないことにする。
昔、ドラマを観ていて、タカ&ユージを劇場に観に行きたいって人の為に、あぶ刑事を振り返って予習程度の情報だけ載せることにしよう。
横浜を舞台にした痛快なアクション刑事ドラマは今も健在だ。
今作はアクションシーンもあるがどちらかというと、ヒューマンチックな感じがしたかなぁ〜
土屋太鳳ちゃんも重要な役柄を演じている。
あまりずらずら書いていると、ネタバレになるので今回の映画についてはこの位にしておこうと思う。
映画館に今作を観に来ている方々は、私と同世代くらいの人が多かったかなぁ〜と感じる。
昨日の最終上映21:25〜だった割には、シアターの4分の1位は入っていたので、まぁまぁ人気はあるのですね。
とにかく「あぶない刑事」は好きな人には観てもらいたい映画です。
大きなスクリーンでタカ&ユージの活躍を楽しんで下さい。
Hideの青春時代に好きだったドラマの最新映画の話題でした。
バブル期は面白かったなぁ〜と改めて感じてしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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