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パリ2024オリンピック 大会8日目〜10日目 後半戦に入りTEAM JAPAN怒涛のメダルラッシュ🏐

こんにちは、Hideです🏓

パリオリンピックも後半に入り、一層盛り上がってきましたね〜

柔道団体戦やゴルフ、卓球、バレーボールなど、手に汗握る熱戦が連日繰り広げられています。

今回は、大会8日目〜10日目のTEAM JAPANの激闘についてお話ししていきたいと思います。


大会8日目

卓球女子シングルス 早田ひな選手左腕痛を押して涙の銅メダル

準々決勝後に左腕の痛みを訴えていた早田選手が、試合5分前に痛み止めを注射して決死の覚悟で3位決定戦に臨んだ。

私もテレビで観戦したが、左腕がテーピングだらけで、痛々しく大丈夫かな〜と感じてしまいましたね〜

試合が始まると、緩急を上手く使い相手を翻弄する戦いを見せ、第1ゲームを先取されたものの、良いところで”ひなドライブ”が決まり、4✖️2で勝利した。

マッチポイントから試合を決めた瞬間、座り込んで涙を流し銅メダルを喜んでいた場面が感動的だった。

銅メダルを決めた瞬間顔を覆い座り込むひな選手

通常アスリートは、いつもの感覚が失われる可能性がある為、ゲーム直前に痛み止めを打つことはないという。

試合をやるかさえも迷ったのだろう。5分前に注射するには、相当の覚悟があったのではないかと感じます。

日の丸を背負い、裏方でサポートしてきてくれた人達の思いを背負って戦うのだから、腹を括らなければできない決断でしょう。

自分がそうだったらと思うと、逃げ出してしたくなりますよ〜

前大会まで、石川佳純選手のリザーブとして、五輪の試合には出場出来なかった悔しさもあったと思います。

選手生命を賭けた大きな決断だったと思います。

そんな思いを抱えながら、これまでの経験と気持ちで勝ち取った銅メダルになりました。

試合後のインタビューで涙まじりのコメントが印象的でしたね。
 
「金メダルを目指していたけど、神様にこんなタイミングでいじわるをされると思わなくて。でも、JOCの方や日本の皆さんが本当に最後まで支えてくださって、私がプレーできるところまで持ってきてくれた」

と涙声で感謝の思いを語り

「どんな結果になっても最後までやり続ける、そして銅メダルを皆さんに見せられたらいいな、という気持ちで戦った」

周囲への感謝を執念の銅メダル獲得につなげた。

苦しい試合を勝ちきり笑顔を見せる早田ひな選手 最高の笑顔ですね

いや凄いですね、若いのに〜もし自分だったらこんな立派なコメント残せないな、と自分の娘みたいな若い選手から、周囲の音に応える為に勝負にかける気持ちを学びましたね。

早田選手、大変な状況の中よく頑張りましたね、感動をありがとう。

そして金メダル級の銅メダル獲得おめでとう。

団体戦も無理せずチームの力を信じて戦って下さいね。

バドミントン女子ダブルス”シダマツペア”息のあったプレイで銅メダル獲得

高校時代に国際大会でペアを組んでから、卒業後はともに熊本県のチームに所属しオリンピックを目指した長いコンビの二人。

明るいキャラの志田選手と人見知りだという松山選手。

お互いに良い部分を活かし、補いあった結果ではないかと感じます。

銅メダル獲得の瞬間手を上げて喜ぶ シダマツペア

二人ともスリムで、アスリートというより、どこかの会社の受付嬢のような容姿ですが、他の国の選手に比べ、動きが機敏で一瞬で二人の攻守の入れ替えや前後のポジショニングは観ていて見事でしたね。

やはり長くコンビを組んでいるからでしょうね。

志田選手より一つ年下の松山選手が

と語るように年上の志田選手がリードする形で成長してきました。

二人のコンビネーションはバドミントン女子の最強のペアになった!と感じましたね。

銅メダルおめでとうございます。

競泳男子200m個人メドレー 瀬戸大也選手7位でメダル獲得ならず

納得のいく泳ぎはできなかったと語った瀬戸選手。

大会直前まで調子は上向きだったが、ピークをレースに持っていけなかったのかもしれない。

力のある選手でも調整が上手くいかないと勝利を手にする事が難しくなるのか

コンディショニング調整が勝負を大きく左右する。瀬戸選手は2大会ぶりに個人種目でのメダル獲得には至らなかった。

現在30歳だが次の五輪出場に関してはもう少し考えたいと語っている。

瀬戸選手、まずはゆっくり休んで下さい。お疲れ様でした。

フェンシング男子エペ団体 銀メダル獲得

この種目は前回の東京大会では金メダルでしたが、今回は決勝でハンガリーに敗れて銀メダル獲得となりました。

最後は、勝っている場面で世界ランク1位の加納選手が相手選手に逆転を許し、惜しくも1点差で2大会連続の金メダルには届きませんでした。

とはいえ2大会でメダルを獲得出来たのは、日本フェンシングのレベルが上がったという事ですね。

試合後、エースの狩野選手が

「悔しさ半分、うれしさ半分。個人戦に続いてグランパレの決勝の舞台で試合ができて楽しかった」

と笑顔で話しました。現在の力を出し切っての結果だったのでしょうね。

加納虹輝選手、見延和靖選手、山田優選手、古俣聖選手2大会連続でのメダル獲得おめでとうございます。

大会9日目

柔道混合団体 日本チームあと一歩のところで辛くも敗れ銀メダル

この種目もかなり白熱した戦いになり国民の注目を集めましたね。

女子角田選手が階級が上の選手に一本勝ちするなど見どころがあり、最初に大手をかけたのも日本でしたが…

微妙な判定や、最後の対戦相手を決める電子ルーレットに対しての疑惑など…色々と疑問が残る試合でしたね〜

しかしながら観ている私達を熱くさせてくれましたね。

最後に敗れてしまった斉藤選手が謝っていましたが、柔道の日本代表全員で死力を尽くし戦った結果ですから…

柔道日本代表14名で勝ち取った混合団体銀メダル

しかしながら、この混合団体戦は、柔道とJUDOの違いを世界に観せる事が出来たのではないかと思っています。

柔道もかつては1本勝ちのみだったのですが、試合時間が長くなるからと、有効や技あり、そして指導3回で負け、等々ルールがややこしくなっていますね。

柔道大国でもあるフランスは、そのルールに沿った試合運びをしていましたが〜

ポイント稼ぎの試合ではなく、柔道の本来の一本勝ちを目指す戦い方をして欲し勝ったと感じました。

なんか、武道である柔道が、多くのルールの中でポイントを取り合う一競技になってしまった、という感じがしてなりません。

相手を投げ飛ばし畳に沈めて勝つか、寝技で20秒間抑え込んで勝つか、関節技を決めて参ったを取り勝ちを狙う競技ですからね。

その本質からずれていっては、柔道ではなく柔道着を着たレスリングになってしまいます。

今回の日本の相手を倒しに行って戦う姿を見て他国の柔道選手にはその辺を感じてもらいたいと強く思っているのは私だけではないでしょう。

しかし、日本柔道の代表選手全員で掴んだ銀メダルは、我々日本国民の誇りです。

”試合に負けて勝負に勝った”銀メダルおめでとうございます。

柔道日本代表選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

感動をありがとう。

フェンシング女子サーブル団体 世界ランク1位のフランスを下しサーブル初のメダル獲得(銅)

今大会で日本フェンシングの活躍が目覚ましいですね。日本の黄金期なんて言われています。

やはり侍魂の日本人は、剣となるサーベル使いが上手いのか〜?

日本のフェンシングを観ていると、リズムというか相手の呼吸を読んでいるかのような攻め方をしているな、と感じます。

いかに相手の隙をついて攻めるのかをよく理解しているようです。

サーブルという種目で日本フェンシングの歴史に名を刻んだ江村美咲選手、高嶋理紗選手、福島史帆実選手、尾崎世梨選手、サーブル日本初の銅メダル獲得おめでとうございます。

大会10日目

フェンシング男子フルーレ団体 初の金メダル獲得

とにかく今大会でのフェンシングはメダルラッシュですね。

永野雄大選手のほのぼのとした雰囲気が良かったです。

試合1時間前にフランス出身のエルワン・ルペシューコーチから、最後に出るアンカーを交換するとの作戦を提案され、全員が絶句したそうです。

もう何年も同じ順番でやっているのを試合直前に変更するとは、このコーチも思い切ったことをするなと感じましたね。

エルワン・ルペシューコーチには相手との相性やデータ自チームの選手の調子など…何か考えがあったとは思いますが、大事な決勝という大きな試合前にこの決断をするとは〜何か感じるものがあったのだと思います。

”奇襲作戦”が功を制し見事金メダルを獲得したのは素晴らしいですね。

エルワン・ルペシューコーチの采配なくして金メダルはなかったでしょう、アッパレです!

戦いには戦略も大事だと改めて感じさせてくれた一戦でしたね。

松山恭助、飯村一輝、敷根崇裕、永野雄大フルーレ団体初の金メダル獲得おめでとうございます。

体操個人 岡慎之介選手が男子鉄棒で金メダルと男子並行棒で銅メダルを獲得 女子ゆかの岸里奈選手は7位入賞

体操男子の岡選手凄いですよね〜。

団体総合の金に続いて、個人種目でも鉄棒で金と、平行棒で銅メダルと一人で3個のメダルを獲得しました。

男子体操のエース橋本選手に注目が集まり、かえってプレッシャーが掛からなかった分、岡選手の力を発揮出来たのかもしれませんね。

それにしても素晴らしい活躍です。

この大会で一気に体操界のスター選手になりましたよね。

次回のロス大会が楽しみな体操男子ですよね。

女子の個人では、岸選手がノーミスで演技を終え7位入賞を果たし、

演技を終えた岸選手は

「全てを出し切った思いがあります。種目別という枠で出場したことがなくて不安もあったが、周りの人たちの技を見て学んだところもあるし、自分自身この演技ができてすごい良かった。ノーミスで演技することができたことは、すごい成長だったと思います」

とコメントした。

体操女子は五輪直前にエース宮田が辞退して出場出来ないというアクシデントにみまわれ、残った4人の選手たちに相当プレッシャーがかかった中、メダル獲得はありませんでしたが、若い選手たちがよくやってくれましたね。

日本からテレビで応援している宮田選手、仲間たちの健闘を讃え、今度は自分が仲間の為に全力で演技に取り組んでくれる気持ちを持って欲しいですね。

宮田選手の今後に期待しています。

男子岡選手、女子岸選手メダル獲得と入賞おめでとうございます。

バレーボール男子決勝トーナメント 期待のバレー男子準々決勝でイタリアにもう一歩のところで敗れる

この試合も相当話題になりましたが…私も観ていて興奮しましたよ。

もう準決勝進出決まりかな〜というところで、経験豊富で自力のあるイタリアに負けてしまいました。

2セット連続で取った時には、私もこれはいけると思ってしまいまいしたね。

それも3セット目に23✖️21から追いつかれたのは悔しかったですね。

しかし、優勝候補のイタリアをあれだけ追い込んだのは素晴らしいですよね。

決して劣ってはいませんでしたよね。日本バレー伝統のレシーブが良かった。特にリベロの山本選手は超一流の守備を観せてくれました。

ナイスゲーム、と言いたいです。

試合後の、主将石川祐希選手のインタビューでも力は出し切ったと言っていましたからね。

男子バレーは、長い期間五輪にすら出場出来ない暗黒時代があった事を考えると、目覚ましい成長です。

4年後のロスでは是非金メダルを獲得して欲しいです。

主力の石川選手・西田選手・高橋藍選手もまだ若いので、将来が楽しみな競技ですよね。

メダル獲得はなりませんでしたが、日本国民に感動をありがとう。

お疲れ様でした。


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