松本隆さんの詩の世界
こんにちは、Hideです♪( ´θ`)
日本の名作詞家の松本隆氏についてお話ししていきたいと思います。
1949年生まれの74歳で東京都港区出身、慶應義塾大学中退。
1962年〜1972年、はっぴーえんどのメンバーとして活動。
メンバーは、細野晴臣(ボーカル・ベース・キーボード)、大瀧詠一(ボーカル・ギター)、鈴木茂(ギター・ボーカル)松本隆はドラムとパーカッションと作詞を担当していた、
はっぴーえんど解散後も日本の音楽界に多大な影響を及ぼしている。
独特の表現方方と世界観を感じる 唯一無二の作詞家
Wikipediaからの情報によると、はっぴーえんど時代、主要メンバーの細野氏と大瀧氏から音楽性を重視していた為、日本語詩のロックは反対されていたらしい。
1970年代からアイドルから演歌・フォークやロックまで幅広くジャンルを問わず詩を提供し多くの名曲を誕生させた。
自分の好きな曲の中にも多くの松本作品が存在します。
特に80年代のトップアイドルの松田聖子さんに多くの詩を提供している。
聖子さんは大瀧氏や鈴木氏と細野氏、松本隆氏と数多くの名曲を制作しており、はっぴーえんどの音楽性を受け継いでいる。
今回は私が印象に残っている、松本隆氏が制作した詩を紹介していきたいと思います。
阿久悠氏や星野哲郎氏、秋元康氏など多くの名作詞家の中でも、独特な世界観を感じる日本で唯一無二の作詞家ですよね。
これは…すごい表現力だと感じた詩
これはあくまでも私が感じたものですので、ご理解下さい。
September/竹内まりや
前にも紹介した事があるが、別れる恋人に「LOVE」の文字を切り抜いた借りていた辞書を返して、それがグッドバイ(別れの証)というのは、切ない女性心を表していて印象に残りました。
曲の初頭の「街は色付いたクレヨン画〜」の描写も好きですね。
小麦色のマーメイド/松田聖子
大好きな彼と過ごす夏の歌なのですが、歌詞の最後に「好きよ〜嫌いよ〜」と揺れ動く私には到底わからない微妙な女心が描かれています。当時高校生だった私は、女性はわからない生き物なんだな〜と強く印象に残ったフレーズでした。
白いパラソル/松田聖子
思いを寄せている彼がそっけない人で、早くもっと近づきたいのに…「心は砂時計よ〜」と焦ったさを表現したのは詩的ですね。
恋するカレン/大瀧詠一(アルバム A LONG VACATION 収録)
「かたちのない優しさ それよりも見せかけの魅力を選んだ〜」心の中が見えない恋人のことを歌っているのだが、印象に残ったフレーズでしたね。
カナリア諸島にて/大瀧詠一(アルバム A LONG VACATION 収録)
歌詩の内容を読んでいるとカナリア諸島の海辺のカフェかなんかで、執筆活動をしている最中で、海辺を歩く女性たちを見ながら。筆が進んでいない様子を風に例えたのかなと感じています。「カナリア・アイランド 風も動かない」
ルビーの指環/寺尾聰
彼女を失い、今の自分は、「枯葉ひとつの重さもない命」と抜け殻の心を表現している。別れて数年経った今でも彼女の面影を追いかけ「街でべージュのコートを見かけると、指にルビーの指環を探すのさ、貴方を失ってから〜」の男の女々しさがあふれる歌詞は印象的でしたね。
東京ららばい/中原理恵
都会で暮らす女性が「触れ合う愛がない だからないものねだりの子守唄」と都会の賑やかさの中での心の寂しさを描く印象的な詩だ。当時中学生だった私もこの部分の詩はしっかりと覚えています。
サヴウェイ特急/矢沢永吉
矢沢永吉のデビューアルバム「I LOVE YOU’OK」に収録。
「ジェームスディーンは そう立ち塞がる白い壁に ただ一人命を燃やしたよ〜」この歌詞が中学時代に初めて聴いて格好いいなぁ〜と感じましたね。
ゆ・れ・て湘南/石川秀美
ゆ・れ・て湘南
サヨナラって夏の海に 夕陽が言う
淋しさの背中に 頬寄せて
きれいな涙が歌うよに
海を見てたね My Little Girl
時はいつも急ぎ足で 過ぎてゆくよ
君だって大人の顔をして
忘れてしまうよ ボクたちの
短い真夏を My Little Girl
ゆれて 海岸ロード
走る バックミラーに
映る江の島さ Please Please Me
ゆれて ゆれて 湘南
君は最後まで優しさを 忘れなかったね
サーフボード抱えながら 人が渡る
重そうな青春 抱きしめて
愛して疲れたボクたちの
横顔みたいさ My Little Girl
ゆれて 海岸ロード
ひとり レモネード飲む
君が好きだった Hold Your Hand
ゆれて ゆれて 湘南
ひびく波のララバイ
そして夏に背を向けて
ゆれて 海岸ロード
走る バックミラーに
映る江の島さ Please Please Me
ゆれて ゆれて 湘南
君は最後まで優しさを 忘れなかったね
他にも山口百恵さんや原田真二氏のシングル曲も手掛けています。
元バンドメンバーであった僚友大瀧詠一氏の大ヒットアルバムにも参加しています。
印象に残る歌詞を私たちに届けてくれました。
青春の横にいつも松本隆氏が作った曲があった
気づけばいつも好きな曲は、松本隆氏が関わっていた曲が多かったですね。
松田聖子を聴いていたので特にそうですね。
”赤いスィートピー”も松本隆氏の作詞です。
「何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの」
の歌詞が好きですね。
「好きよ 今まで逢った誰より あなたの生き方が好き このまま 帰れない 心の岸辺に咲いた赤いスィートピー〜」
いや〜言われてみたいですね、最高のラブソングですね。
松本隆さん、たくさんの素敵な曲を私たちに世退けてくれてありがとうございます。