みんな死んでしまったんだろうか(自己休息プログラム28)
先崎 学『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』
という本をたまたま本屋で手にとって
その場で一気読みしてしまった
棋士がうつ病になってからの生活をつづった記録
作者も書いているとおり、実はあまり派手なイベントは書かれていない
物語のほとんどは、うつの苦しみ、動けないこと、少しづつ良くなっていくこと、そして将棋を通して回復していくこと、が書かれる
それだけでも十分面白いのだが、後半、突然このような文章が出てくる
作者が将棋を教えに障害者施設をまわるエピソードがい