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臆病で良い、むしろそうでないとこの時代は生きていけない

臆病な経営者こそ「最強」である。


今回はこちらの本を読んで感じた事を書いていければと思います。


1.「VUCA」の時代

突然ですが、今時代は物凄い勢いで進化しています。
「VUCA」という言葉をあなたは聞いた方がありますでしょうか?

VUCAとは、「予測が難しく、変化が激しい社会、経済情勢」を表す言葉です。
Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧《あいまい》性)という四つの単語の頭文字を並べたもの
になります。

事業や活動、人と組織の関係性、ITの進化などなど、今世の中は非常に変化が激しく、未来予測がほぼ不可能な時代となっています。

そんな時代だから、未来で確実に「正解」なんていうものは存在しません。
昔であれば、終身雇用で、大企業に入れば一生安泰なんて言われていましたが、もうそんな時代ではないですよね。
もう自分で自分の正解を決めていかなければならなくなりました。

そんな不確実な世界で、「正解」を自分で決めていかなければならない世の中で、一番必要なものは何なのか。

2.「臆病さ」こそがこの時代に不可欠

それは「臆病さ」だと考えています。
特に顧客、従業員、株主、取引先、地域社会等、様々な重責を担う経営者にとっては、「臆病さ」は美徳であると本では、言われています。
これは、何も経営者だけではありません。
不確実な世界で、いつ何が起こるかわからない世の中では、自分の身を守るために、「臆病さ」が必要だと私は考えています。

ちなみに、この「臆病さ」は「リスクを取って挑戦できない」という事ではありません。
なぜなら、一切のリスクを取らず、挑戦しない事が、一番の最大のリスクだからです。

あなたは。『複利』という言葉を知っていますか?
1日1%だけ、成長に繋がるいい習慣を行うとします。
これを365日間続けると、複利であれば37倍もの成長に繋がるのです。
逆にあなたが1日1%だけ、成長に繋がらない悪い習慣を行うとします。
これを365日間続けると、複利であればほぼゼロになります。

何がいいたいのか。
リスクを取らず、現状維持を続ければ、ほぼゼロとなり、あっという間に
淘汰されていきます。
例えば、人と関わるのが怖いと関わっていなければ、コミュニケーション能力は磨かれていきません。
文章を書く事をやめれば、文章力は磨かれていきません。
自分でお金を稼ぐ方法を模索して進んでいかなければ、お金を稼ぐ事など、
出来やしないでしょう。

何より失敗を経験して、人は強くなっていくのです。
失敗を恐れて、進まないようでは、何も前に進みません。
ですから、一番怖いのは、「リスクを恐れて、前に進まない事」です。
本当の臆病さは、そこが怖いから、リスクを取って先に進んでいきます。

3.重要なのは「原理原則」を守る事

ここで、重要なのはリスクをとって先を進む際、「原理原則」を守っていく事です。
僕の場合、いくつか先に進む際に無意識に、気を付けている事があります。

1.必ずインターネットや本で調査して、先に進む事
これは、本当に重要です。
人を簡単に信じてはいけません!!!

詳しくはこちらの記事で、紹介していますが、以前マルチ商法の勧誘を受け、洗脳されかけた事がありました。
その際、僕はインターネットで必ず実態を調べるようにしていました。
この際、重要なのは1個2個見て満足するのではなく、10個見てください
10個見れば、大体調べたい事に対する全体像が見えてきて、一つの意見に
偏る事がなくなります。

2.自分の価値観に従って行動する事
何かを行動する際、僕はそれが自分の価値観に当てはまっているか、得意な事に当てはまっているかを確認しています。

僕の場合、大切にしている価値観はこの5つです。
自由・革新・誠実・公正・繋がり

常に自由で、革新的なものが好き。また、何か新しい価値を提供したい。
さらに、言葉と行動が一致し、誠実である事。そして、常に正しくあるという事を大切にしております。
また、人との繋がりを大切にしています。

何かを判断・行動する場合、この価値観を大切にしています。
こういった価値基準が明確になっていると、自分の判断基準も明確になり、
迷いにくくなります。
後、自分の直感や違和感を他人の意見に流されずに大切にしましょう。
直感や違和感は経験からくるものであり、大体正しい事が多いです。

僕の大切にしている事はこんな感じです。
あなたにとって、大切にしたい「原理原則」は何ですか?
重要なのは、「臆病さ」と「原理原則」であり、その2つがあれば、この
変化が激しい時代でも生き抜く事が出来ると私は考えています。







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