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自分の実力を最大限に発揮することは意外と難しい | スポーツからの示唆
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日は自分の限界値で走ることについて書いてみます。
昨日、志賀高原ヒルクライムというロードバイクで志賀高原から渋峠までを上がるレースに出てきました。
全体で597人以上が出走した中で82位(上位14%)、40歳代で17位(上位9.8%)という、過去最高の成績を収めることができました。
というのも、先週の信州高山ヒルクライムで年代別で上位13%だったので、それよりも3%ポイント以上上昇することができたからです。
1週間で実力がこれだけ伸びることはありません。自分の潜在力のほぼ全てを出し切ることが理由だと考えています(係数で言えば今回が志賀高原が97.7%, 信州高山は92.7%でした。明白ですね)。
信州高山ヒルクライムのコースは一度も走ったことがありませんでしたからYouTube等で予習はしたもののぶっつけ本番でした。一方で、今回の志賀高原については以前にサイクリングで走ったことがありました。
ロードバイクにしてもトレイルも含めたランニングにしても、一度走ったコースについては特徴が分かるため、ゴールした瞬間に体力ゼロ、すなわち出し切った状態に持っていくことができます。
一方で試走していないコースについてはどうしても体力的なマージンを残しながら走ることになり、気づいた時にはゴールで体力がまだ残っているという状態になってしまいます。
志賀高原から渋峠までのコースは、最初3kmあたりがきつく、途中3kmは下りも含めた高速コース、次の3kmはつづら折りで緩急混じり、最後の3kmは平坦とゆるい上り、というように頭と身体に叩き込まれていたので、それに合わせて全力で踏むことができました。
特に最後の500mも意識できていたのでダンシングして一気に加速してオールアウトした状態でゴールすることができたのです(ゴール後はフラフラで立ちごけしそうになりましたw)。
そうそう、出し切るためにはもう一つ。自分の実力を知っていることも大事です。ロードバイクは機材と身体にセンサーをつけてリアルタイムで出力や心拍数を見ることができるので、今何%の力を出しているのか、限界まであとどれくらいなのかということが分かります。
ですから、距離や上がる標高に合わせてまさに”オールアウト”することができるのです。
スポーツではなくて日常生活に置き換えられるかもしれません。
日常ではセンシングや定量化は難しいですが、簡単に言えば自分の実力を把握して、事前にシミュレーションを行うということで本番でオールアウトする、ということです。
僕も意識してやってみようと思います。