#61 健康系のアプリやゲームの使い勝手・使い心地〜SIRU+編〜
#51の記事でご紹介したように、これまでに試してきたいろいろな健康系のアプリやゲームの使用感についてレビューしています(一部、まだ使ったことのないものや使いはじめたばかりのものもありますが、参考になるため、あえて加えています)。
これまで運動系について紹介してきましたが、今日から食事系のアプリを紹介していきたいと思います。
いまのところ、下記のアプリやゲームをレビューしていますが、他にこんなアプリやゲームがあるよ!という情報があれば教えていただけると嬉しいです。
<運動系>
FiNC
SPOBY
Nike Run Club
Nike Training Club
Runtrip
LiveRun
日経歩数番
運動系まとめ
LiveRun(番外編)
<食事系>
SIRU+ ← 今日はコレ!
カラダかわるナビ(企業・健保向け)
カロミル
食事系まとめ
<ゲーム系>
ドラクエウォーク
ポケモンGO Part.1
ポケモンGO Part.2
今日は食事系のSIRU+。シルタスと読みます。
このアプリのコンセプトは「入力の手間なく栄養バランスがチェックできる」こと。
スーパーのポイントカードを登録しておくだけで、購買データをもとに“勝手に“栄養計算をしてくれるのが最大の特徴です。
さて、アプリの詳細は上記のリンク先から見ていただければと思いますが、早速レビューに入りたいと思います。
※本レビューは、実際に利用してみての使用感や使いにくさ、改善点などについて忌憚なく書いています。
あくまでも1ユーザーの声ではありますが、批判しているわけではなく、「この点はこうだったら良いのに」といった改善に役立つ情報になれば良いと思っています。
アプリの特徴
・スーパーのポイントカードを登録しておくだけで、買った食材のデータから“勝手に“栄養計算してくれるアプリ。
・これまでの購買データをもとに、不足しがちな栄養をを補うための食材やおすすめのレシピを提案してくれる。
良いところ
・イオン等の提携スーパーのポイントカードを登録しておくだけで“勝手に”栄養計算してくれる
→ ほかの食事系アプリでは食べたメニューの写真を撮ったり、食べたものの種類や量を手入力したりする手間があるのに対して、ポイントカードを登録しておくだけで勝手に栄養計算してくれる点が非常に優れていると感じます。
私は健康状態や栄養状態を見える化するための手間はできるだけ減らすべきと考えているので、ぜひ参考にしたい仕組みと思います。
なお、創業者の小原氏も健康系アプリの不便さに対して改善したいという想いを持っていたとのことで、下記の記事ではこのサービスを作ろうと考えた経緯やそのコンセプト等について詳しく語っています。もしご興味があれば読んでみていただければと思います。
・購買データをもとに、不足しがちな栄養をを補うための食材やおすすめのレシピを提案してくれるところ。
→ 足りない栄養素を補うための食材やレシピを提案してくれますが、レシピについてはクックパッドと連携しているようで、料理好きの人には良いアプリだと思います。
使いにくいところや改善点
・栄養計算の精度が低い。
→ スーパーの買い物履歴だけでは家族が何人いるのか、どのような調理方法なのか、どれだけ食べたのか、あるいは外食や間食等の情報は得られないことから、個々人の栄養状態を把握するには精度が低いと考えられます(特に家族で住んでいる場合)。
但し、以下の記事でも創業者がコメントしているように、“ざっくり”と栄養状態が分かることが重要、というスタンスであれば、ある程度精度が低くても一定程度意味があるものと考えられます。
私は、正確性を追い求めるあまり、実現するのに時間がかかる、実用化できない、というよりは、“ざっくり”で不正確であっても、健康に対する意識変容、行動変容を促せるのであればそれで十分と考えているので、このようなアプローチはぜひとも参考にしたいと思っています。
・提携スーパー以外で購入した食材データを入力できない※
→ イオンなどの提携スーパー以外の食材データは入力できなかったため、結局このアプリは使わずに放置していました。仕組みとしてはとても面白い仕組みなのに、その点がとても残念でした。
※つい最近、提携スーパー以外で購入したものについても手入力できるようになったというプレスリリースが出ていました。
これ自体は使いやすくするためのアップデートで良いことですが、一方で、手入力しか対応しておらず、それだととても面倒なのでまだまだ改善点はあるように思いました。
素人ながら、レシートをスキャンして食材データを自動的に入力する仕様にしたら良いのでは?と思ったりもしますが、データが使えない(もしくは使わない)理由が何かあるのかもしれません。
レシート読み取り機能が追加されるとさらに良くなると思うので、そのいった改善を期待しています。
まとめ
今日ご紹介した食事系のアプリはSIRU+。
個々人の栄養状態を見える化する精度が低い点(特に家族で住んでいる場合)や、提携スーパー以外の購買データは手入力する必要がある点など、改善点は複数あるものの、スーパーのポイントカードを登録しておくだけで“無意識”に栄養状態を見える化できる、というのはとても面白いコンセプトだと感じました。
今後もこのアプリのアップデートを注視していきたいと思います。
明日は食事系アプリの「カラダかわるナビ」。企業・健保向けのサービスとして使ってみたので、誰もが使えるアプリではないですが、参考までにレビューさせていただきます。
お楽しみに!
今日の記事が参考になったら「スキ」を押してもらえると嬉しいです(^^)
それではまた明日!
<了>
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