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受験勉強と時間効率とマップラバー

日本語教員国家試験の勉強を独学で始めて、六日目なのですが、参考書を見ても集中できず、頭の中は五里霧中。まるで山の中に迷い込み、どこを歩いているのかわからない状態です。まさに木を見て森を見ずで、やっぱり地図とGPSがないと、山歩きは危険です。

試験日まであと47日。まだ山を登り始めたばかり。このままでは合格は程遠いのは、火を見るよりも明らかです。

とにかく山頂までの最短距離で登りたいと思い、ネットの色々な受験ノウハウを頼りにしました。そして、参考書の理解を最短に、なるべく多く練習問題をやるという登山計画を練りました。

練習問題では、大根先生にお世話になろうと思っています!

さて、まずは参考書攻略ですが、参考書の理解を最短にするために、マップラバー(Map Lover)のお話を思い出しました。

例えば、初めて東京駅で新幹線に乗ろうとします。

マップラバー(Map Lover)の人は、まず駅構内にある地図や案内図を見て、自分の現在地を確認して、最短距離で新幹線のホームに行こうとします。

一方で、マップヘイター(Map Hater)の人もいます。

マップヘイター(Map Hater)の人は、地図や案内図を見ずに、とにかく新幹線のホームに向かおうとします。そして、迷ったら誰かにホームまでの行き方を聞きます。

私はどちらがいいかというお話をしているのではありません。参考書の理解の時間効率を上げるには、自分自身がマップラバーの人になった方がいいなというお話をしています。

マップラバーの人の傾向として、物事を俯瞰で見ようとする側面もあります。俯瞰で見て、うっそうと木々が茂る山の全体像をまずは把握しようします。

私は、内容が複雑に入り組んでいる参考書(赤本)を、俯瞰できるようにしたいと考え、詳細の内容についてはさておいて、内容の全体像を網羅的かつ構造的に把握することを試みました。

そして、内容の全体像を、外国語の教授法に焦点をあてるようにして整理し、スプレッドシートを作成しました。表は時系列で、教授法の根拠となった言語学・心理学・コミュニケーションの理論などについて、そして、教授法が考え出されたきっかけとなった時代的な社会背景を、書き込みました。

外国語教授法関連表1(文法・パターン練習重視の教授法):林海平作成
外国語教授法関連表2(コミュニケーション重視の教授法):林海平作成

こうして、山歩きのマップを作ったことで、参考書の全体構造を俯瞰することができたので、今日から練習問題をやりながら、参考書の詳細を理解していこうと考えています。

ちなみに、この関連表をまとめるのに、ももこ先生のYouTubeにお世話になりました。先程の大根先生もそうですが、参考書ではバラバラに見える内容が、どことどこが関連しているかを、わかりやすく教えてくれているので、大変助かり、とても感謝をしています。


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