画像1 表現活動には様々な形態がある。そして、世に出す方法も数々あった。たとえば音楽はパトロンが不可欠だ、画家も宮廷お抱え、売文も売れることが必要だった。しかし純粋に表現に徹した作家は、「売る」ことによって、表現が自らの本心との乖離を痛感した。考えればゴッホの作品は、生前全く日の目を見なかったのだ。やむなく「商売」に走る芸術家は、心を病むか自ら筆をおった。表現活動とは匕首の切っ先のようなものだ。認められようなどと思った瞬間、崩壊する。だから評価などというしがらみから離れ、もっと自由であるべきなのだ。

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