グループの人数と解決したい問題の関係
自然教室が終了し、次の行事は三年生を送る会になってきます。
現在、実行委員の希望者を募っているところです。
なにかおもしろいことができないかなと思っていたところですが、今日思いつきました。
それは、「三年生全員を会場で喜ばせる」ということです。
この目標は生徒に伝えるかどうかは検討しますが(不登校の生徒を登校させるのはかなり難しいので)、職員には共有させていきたいと思います。
会場でなので、オンラインで喜ばせるはNG。
ここでいろんな工夫が出てきます。
この工夫で不登校の生徒が登校できたら、日本の課題を解決できるかも!?
少しずつ情報を出していきますね。
さて、本日、自分が所属している自治体の研究会がありました。
そこでグループの人数の話題になりました。
6人グループだったら話し合いに参加しない生徒がいるから少ない方が良いとか、3人グループだといろんな意見が出づらいとか。
ぼくは、グループの人数は後から考えるべきで、最初に考えるべき内容ではないのかなと感じています。
自分がその問題を解きたいとか、解決しなくちゃ気持ち悪いとか、そういう感情を持ってから、生徒が動き出すことによってできるグループが適正なグループの人数になるのではないかと思います。
そこで人数が多すぎたら、教師側が修正かけたりする必要はあると思いますが、解決したいと考えている生徒なら自然と適正なグループになっていくのではないかと思います。だって、解決したいと思っている問題なら、自分の意見も主張したいわけであって、友達の意見も聞きつつ、自分の意見も主張できるグループに属するはずです。これが適正なグループの人数のはず。
自分が解決したい問題になっているのであれば、ICTを使うことによって、自分以外の考えを自席で自ら参照しにいくことができます。もし、この人と意見交換をしたいとか、この人に教えてもらいたいっていう気持ちが芽生えたのならば、その人と目的を共有させることによって、協働の場面が生まれます。(自由に席を立ち歩けるというルールがとても大切になる)
自分が大学生の頃、ゼミの教授であった島田和昭先生に、課題を自分の問題にしてからスタートだということを教わりました。主体的になるためには、解決したい問題があることが必要だなと感じました。