長野県佐久市で、ウケない塾を始めます。
教員を退職して、
もうすぐ1年。
よく寝て、食べて
考えて、学んで
旅をして。
もう大丈夫。
つくりたいものをつくろう。
と思ったから
長野県佐久市で塾を始めます。
名前は今、考え中。
場所も今、探し中。
岩村田か中込。
もしくは臼田。
塾にする場所の条件は、4つ。
① 駐車場がすぐ近く。(できれば目の前に止めることができれば最高)
② 室内が明るい。
③ 子どもたちがちょっとくらい騒いでも大丈夫なところ。
④ 利用するとき以外も、本や教材などを置かせてもらえるところ。
もし候補になりそうな会場があれば、
教えてもらえると、助かります。
<社会にウケない塾>
私がモデルとして取り入れるのは
イエナプラン教育のブロックアワー(自立学習)
自立した学び手を育むために
自己選択・自己決定をベースに
学びを進めていく。
それは決して、
一人でやらせるというものではなく
必要なサポートを教師が行う。
教師は、「学びを伴走する人」
という位置付け。
伴走するために、教えることが必要なら教えるし
そうでなければ、見守りに徹することもある。
子どもによって、状況によって
何をするかが変わるので
一概には決められない。
少し難しい言葉を使うけれど
人には「最近接領域」というものがある。
人は、自分一人でできることをしていても
成長はしない。
かといって、
自分一人ではできないことをするのは難しい。
だから、その子の最近接領域を見極めて
必要な助けを導き出す。
つまり、自立的に学ぶには
そこを見極めてくれる人がいる。
自立学習では
学びのプロセスを徹底的に重視する。
学びについて
本人が選ぶこと、決めること
そこから出た責任を
伴走者が一緒に引き受けてあげること。
その繰り返し。
自立した学び手を育てるためには
それは必要不可欠なプロセス。
そうなると
すぐにうまくいくことばかりじゃない。
ありとあらゆる失敗をする。
だから残念ながら
「今度のテストの点数を上げたいんです!」
ということが最上位の目標であるご家庭には
向かない塾。
でも「プロセスを大事にする=学力を疎かにする」
というものではない。
むしろ適切な伴奏者のいる自立学習で
学力が上がらなかった子を私は知らない。
ただ、それがスコア化ができるスキルに
結びつくには時間がかかるだけ。
今度のテストの点数を上げるためであれば
「勉強する場所と時間を拘束されるだけの塾」は
効果を発揮する。
けれど、それは一時的になりがち。
というか長い目で見れば
弊害とも思える。
人は与えられるもの、決められたものばかりで
学んでいると、意欲は下がる。
小学1年生の時は
「勉強したい!」と言っていた子が
学年が上がるにつれて、
「勉強めんどくさい!」に
変わっていくのも、その一例。
だからこそ
「自ら学ぶ子を育てます!」とか
「その子にあったサポートをします!」とか
謳っている塾はあるけれど
本当にやろうと思うと
かなり手厚い対応が必要。
ましてや、大学生のアルバイト講師に
できるわけがないと思う。
大手の塾は
講師の入れ替わりもあり
同じ講師が、一人の子どもの継続的に見ることは難しい。
大手じゃなくても
採算を合わせるために
短時間に大人数の子供を見たり。
「多様な学びを」といいながら、
結局は、自社で作り込んだ
オリジナル教材のみで学ばせたり。
全ての子に合っている良い教材などないのに。
だから、本当の意味で
自立的に学べる方法を実施できている塾は
全国的にもすごく少ない。
佐久市の塾も10社ほどは調べたけれど
その中ではゼロ。
でも仕方ない。
社会に認知されにくい
ウケないものだと思うから。
みんなが欲しいのは
少しでも早くテストの点数を上げることだから。
大日向小学校や
風越学園ができたことで
学びのプロセスを重視した教育手法は
広がってはいるけれど
やっぱりそこはまだ
マイノリティの世界なんだと
改めて感じる。
<ならば、ウケなくていい>
塾でやっていこうとするならば
受験対策に力を入れた方が
集客には困らないだろう。
でもそんな塾はもうたくさんあるし、
すでにあるものをつくることに価値を感じない。
でもこの形の塾。
この先、絶対にニーズは増えると思う。
むしろ、増やしたい。
なんなら、
この方法こそが受験対策になりつつあると思う。
未来を見ながら作る楽しさがある。
その代わり
最初からうまくいくなんていう期待は
捨ててしまうこと。
塾で稼ごう。
塾で食っていこう。
そんな気持ちも捨てれば、
自分が本当に良いと思うものがつくれる。
そのために、webデザイナーのスキルを身につけた。
点と点がつながってきた。
ということで、
今の社会にウケない塾をつくります。
春からスタートできるように
準備を進めます♪
まだ他にも
<塾の内容>
<塾のニーズを高める学校の仕組み>
<塾の歴史>
などなど、書きたかったけど
もうすでに長くなってしまったから
今日の記事はここまで。
小分けにして書こうと思う。
サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪