お金より時間を大事にした働き方
これからどんなふうに働いていきたいか?
暮らしていきたいか?
ずっと考えてた。
その思考回路に
影響を与えてくれたは
やっぱり「オランダの暮らし」だったと思う。
改めて、思い出してみた。
<働き方>
オランダには
同一労働同一賃金をベースにした
”ワークシェアリング”という仕組みがある。
雇用率を上げるために取られた対策の一つ。
限りある仕事の数を
多くの人で分けることで
失業者を減らす。
日本では、
フルタイムで働く正規雇用と
パートタイムで働く非常勤雇用だと
例え、同じ仕事をしていても、
時給や有給などの雇用条件に違いが出る。
ワークシェアリングでは
週4日働く人も
週3日働く人も
同じ雇用条件で働くことができる。
だから、私が出会った人で
週5日働いている人は
ほとんどいなかった。
2つの学校の校長をしている人でさえ
週4日勤務。
教員では、週3日の人もいた。
「今は、週4日働いている。
それは僕にとって働きすぎなんだ。
だから、来月からは週3日の勤務するんだ」
と言っていた若手の男性教員が印象的だった。
そうやって、自分のペースに合わせて
働き方をコントロールできるって
すごいこと。
そして、週4日しか働いてなくても
残業はほとんどしてない。
校長先生であっても
夕方4時頃には退勤することが多かった。
定時などはあまり気にせず、
仕事が終わったらさっさと帰る。
The成果主義
という感じ。
オランダ人曰く、
時期によっては
残業もするみたいだし
ガツガツ働くことを良しとしている人たちも
いるらしい。
(見たことはないけど)
それでも日本人の働き方とは
まるで違う。
さらに、バケーションが長い。
春夏秋冬に、それぞれに中期、長期のお休みがあって、
合わせると、1年間で3ヶ月くらい休みがある。
つまり、1年間で9ヶ月しか働いてない。
学校の年間スケジュールを見た時、
驚いた。
しかも、日本のように
休みと言いながら
仕事をしたり
休日出勤をしたりなんてことは
ありえない。
みんな
とことん休むし、
思い切り遊ぶ。
陸続きのヨーロッパは
キャンピングカーが人気で
長期の休みは
家族揃って、旅をする。
仕事の電話やメールも
受けないし、
誰もそんなことしてこない。
生まれた国によって
ここまで働く時間が違うと
そりゃ、人生の幸福度も
大きく変わるだろうと思った。
<日本の良いところ>
日本人の働き方が問題視されているのは
多くのことが知っていること。
でも良いなと思うこともある。
それは、時々誰かが口にする
「遊ぶように働く」という言葉。
働くとはなんぞや?
仕事とはなんぞや?
遊びとはなんぞや?
っていうことを考えると
また話は広がってしまうから
ここでは単純に
働く=仕事とすると
オランダでは
仕事と遊びを切り離すのが
当たり前だった。
(日本でも大半がそうだけど)
それはキリスト教が
関係しているらしい。
キリスト教では
仕事は苦役と考えるから
仕事は嫌なもの
できるだけしたくないもの
と捉える。
だから
仕事と遊びが交わりにくい。
ここが日本人はちょっと違うと思う。
働くは、
「はた(周りの人)を楽にすることである」
と言われるように
仕事に対して
ポジティブに考える部分が大きい。
だから、
仕事と遊びを融合させることができる。
「遊ぶように働く」
それができたなら
勤務時間がどうとか
休みの日数がどうとか
考えなくてもいい。
ワークライフバランスなんて
いらなくなる。
とは言っても、
理想と現実のギャップはある。
好きなことを仕事にしても
楽しいかはまた別だし
本当に遊ぶように仕事をしていたら
仕事にまつわる責任を負えるかわからない。
考えは素敵だと思うけれど
やっぱり、私は
仕事と遊びは切り離して考える方が向いてる。
<私のめざす働き方>
今、幸せを感じることは
スマホのカレンダーの空白の日
何の予定もない日が
大好き。
以前は、毎日のように予定がびっしりで
特に土日は何ヶ月も先まで、予定が埋まってた。
ほとんどは自分で選んだ予定だけど
暮らしに余白がないから
突然の出来事や誘いに応じることもできない。
それはもうつまらないなと思う。
ぼーっとする時間。
何もすることがない時間。
そういう時間を大事にしたい。
だから私が
目指す働き方はこう。
仕事は、週4日(できれば3日)以内。
1日の労働時間は5時間まで。
週休3日制。
それとは別に
年間3ヶ月の休暇を取る。
オランダと同じように
年間9ヶ月しか働かない。
これを最低条件にしたい。
これをベースに
仕事で何をするかを決める。
収入が減ってしまうなら
支出を減らす。
少ないお金で暮らせるようにする。
お金よりも時間が大事だと
強く思うようになった。
時間を大事にできる働き方
できたらいいなと思う。
言うが易し 行うが難し
だけど。
サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪