やりたいことが、やりたい時に、やれるのはいつか？
わざわざ
黄熱病のワクチンを打ってまで
ガーナに行く…
と決めたとき
高校生の息子をおいて
オランダに３ヶ月行く…
と決めたとき
いつも背中を押してくれる
言葉があった。
やりたいことを
やりたい時に
やれる時。
人生
そういう時は
そんなに多くないよ
歳を重ねて
過ぎた時間が増えるほど
よりそう思う。
＜３つのタイミング＞
やりたいことを
やりたい時にやるには
モチベーション
環境
時代
この３つのタイミングが
重なる必要があると思う。
書いた順に説明するけど
別にこの順番で生まれるわけじゃなくて
バラバラだったり
同時多発的だったりする。
＜モチベーション＞
まずは、モチベーション。
自分の中に
「やりたい」という気持ちが
現れるタイミングがある。
私は、今、
「プログラミング」を学んでいるんだけど
学校教育にも導入され始めてたし
息子もそれを勉強していたから
以前から、身近にあったけど
「やりたい」なんて考えたこと
ただの一度もなかった。
そんな私が今、
「やりたい」と思ってる。
モチベーションのタイミングはきてる。
あとは、
オンラインコミュニティ「教室のえんがわ」もそう。
３年前にモチベーションが生まれた。
３年後の今も同じ。
＜環境＞
どんなモチベーションがあっても
自分自身が
まだ子どもだったり
学生だったり
お金がなかったり
育児してたり
仕事が忙しかったり
病気になっていたりすると
モチベーションがあっても
環境のタイミングが重なっていないと
できない時がある。
プログラミングも
「教室のえんがわ」も
偶然にも、ほぼ無職の時に
始めている。
教員の仕事をしていると
他のことをしている余裕が
格段に減ったから
”一時的に、仕事から離れている”
という環境のタイミングがあったからこそ
始めることができたんだと思う。
＜時代＞
やりたいことのモチベーションが生まれた時
そのやりたいことを実行できる環境があっても
できないこともある。
それが時代のタイミングが
重ならない時だと思う。
プログラミングは
まさに時代のタイミングが
重なってる。
学ぼうと思えば
学べる教材が
ネットの中に山ほどある。
スキルを習得すれば
仕事にもつなげやすい職種。
例えば、他の職種だとどうか。
時代の流れとともに
消えていった職業があった。
そして、これから
消えていく職業もある。
やりたいことが、必ずしも
その時代の社会に求められているものとは
限らない。
社会に求められていないものでも
やってしまえばいいけれど
その時代を生きる人たちの中に
それを望む人
それを喜ぶ人が
いなければ
継続は難しいと思うから
時代のタイミングは
やっぱり必要だと思う。
その視点で考えるなら
「教室のえんがわ」は
今の時代とズレが生じている。
昨日の記事にも書いたから
繰り返しになるけれど
「教室のえんがわ」が
オープンしたのは2018年。
3年前、
コロナはまだなくて
オンラインのイベントや
コミュニティそのものにも
珍しさが合った。
でも今は違う。
オンラインでの講座やイベントが
今では溢れている。
3年前は
毎回、zoomの使い方を説明していたのに
今は、そんなことを必要ない。
3年後の今、再開してみて
分かったこと。
”時代は変わっている”ということ。
まだ再開して
数回しか開催していないから
確実なことは言えないけれど
3年前とは違う何かを感じてる。
私がやりたかったことは
3年前の時代には
合っていたと思う。
だから、
ほとんどのことが
順調に進み、
メンバーも
うなぎ登りのように
増えていった。
今、あのときと同じことをしているけれど
同じようなことは起こらない。
時代が変わっている。
社会のニーズが変わっている。
もしかしたら
3年前のニーズはすでに満たされ、
今は、違うニーズが存在してるのかもしれない。
つまり、それは
私が3年前にやりたかったことは
今はもうできないことというかもしれない。
時代のタイミングが合っているから否か
その違いを、体感してる。
＜３つが重なる＞
モチベーション
環境
時代
この３つが
同じタイミングで重なる時。
そんな時が
人生の中で多いか、少ないかは
人ぞれぞれかもしれないけれど
モチベーションも
環境も時代も
どんどん変わっていくのは
みんな同じ。
そのスピードは
増していくばかり。
だから、
やりたいというモチベーションがあり
それができる環境が整っていて
時代のタイミングが重なっているのなら
”やらない理由はない”と思う。
そうじゃないと
それが、やれる時は
もう二度と来ないかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう！
