『教室のえんがわ』開催レポート2021/6/26
オンラインコミュニティ
『教室のえんがわ』の目的
教育は、誰かの犠牲の上にあってはいけない。
大人都合の教育は子供を犠牲にし
子供中心の教育は、
大人が犠牲になる可能性をもっています。
目指したいのは、
「大人も子どもも幸せに生きる教育」
また教育は
その単体で成立しているものではなく
社会に関わるすべての人で取り組むべき
協働作業だから
孤立・断絶しがちな教育者(大人)たちをつなぎ
「大人も子どもも幸せに生きる教育」を
協働的に探求できる場として
『教室のえんがわ』を開きました。
『教室のえんがわ』H P
https://kyoushitsu-engawa.com/
<今回の開催>
2021年6月26日 10:00-11:30
テーマ「お金の教育」
教材『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』
<このテーマを選んだわけ>
英語やプログラミングなど
学校に導入される学習内容は
どんどん増えているけれど
“お金”の方がよっぽど
すべての人の人生に関わるもの。
にもかかわらず
遅れてばかりの
金融教育。
そこを取り上げてみたくて
このテーマを選んでた。
今回のえんがわ。
話は、意外な方向に。
いろんな人の発言を
ごちゃ混ぜで書いた。
私の知らないことも
たくさんあった。
<お金の教育>
世代にもよるけれど
お金はどことなく
「オープンに話しちゃいけないもの」
「触れちゃいけないもの」
「汚いもの」
そんな先入観を
植え付けられている人が
多い。
それには
親の価値観が
大きく影響していたり。
日本は
安定した税収を増やすため。
労働者を増やすため。
お金に無知な
国民を作り上げた。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』は
14章もある、それなり分厚い本
社会に出て仕事を選ぶところから
転職、起業。
親になって子供を育てる
家を買う
お金を貯め、
育てる。
そして、老後。
生涯に渡って
必要なお金の知識が
ふんだんに書かれている。
日本では
大人になってからしか
考えないようなこと
大人になっても
最適解がわからないままのこと
そんなことを
アメリカでは
高校生のうちから学んでいる
<環境問題に直結している>
テーマから考えると
マネーリテラシー的な話が
展開されると予想してた。
でも今回の対話は
「資本主義と環境問題」
が主な軸となった。
お金がすべて
お金さえあれば
というお金が優先度が高い
資本主義は
有限である地球の環境を
見事に壊してきた。
臨界点と言われる
2030年まであと9年。
待ったなしのところまで
きている。
お金を最優先にしてきた
ツケが押し寄せる。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』は
日本のマネーリテラシーのなさを
浮き彫りにしたが
アメリカの
「競争しろ、競争しろ」
と言わんばかりの
自由主義推しを
象徴するものにもなっていることに
気がついた。
この本は
資本主義の勝ち組スキルを
教えているにすぎないのかもしれない。
お金をうまく
マネジメントできたものだけが
成功者かのように。
<マインドを変える>
お金第一主義の中で
環境問題を改善しようとすると
よく取られる策として
”メガソーラー”
がある。
企業は、
お金の乏しい地域を狙って
大きなお金で使って
土地を購入する。
地域は、
お金と引き換えに
土地を売る。
そして
メガソーラーのために
たくさんの木が切られ
動物が追い出される。
結果
お金のために
自然が壊される。
結局、マインドが変わらないと
お金に使われる人や地球に
なってしまう。
<話題にあがった本>
メンバーが紹介してくれた。
<まとめ>
参加メンバーの中には
「子どものおこづかいをどうしよう?」
と身近な課題をもっている人もいた。
今回は、
話が大きな規模に広がったけど
これからを生きていく
子どもたちが
持続可能な資本主義の中で
生きていけるように
賢い学者さんたちが
さまざまな方法を提唱してくれてる。
自分で食べるものは
自分で作る。
他の必要なものは
近くの人の手を借りながら
つくる。
小さなコミュニティの中で
経済を循環させる。
今、私のいる世界は
ある意味
時代の最先端だなと思った。
さて、次のテーマは
何にしよう。
サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪