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co-shoku 稀〜mare〜オープンしました。

ことの始まりは、
ローカル複業化ラボに入ったこと。

ローカル複業化ラボは
 ☑ 地域にとって良いことで
 ☑ 自分がこころからやりたいことや
 ☑ 課題感を持っていることを解決するため
に、自らプロジェクトを立ち上げ、自らコミュニティを作っていくことを目指します。


ラボのメンバーにも言えてなかったけれど
本当はアメリカの「Big Brother Big Sister」という仕組みを
佐久市に作れたらなと思っていたので
入ってみた。

Big Brother Big Sisterの説明をすると
長くなってしまうので割愛。
Wikipediaだけ掲載。

https://en.wikipedia.org/wiki/Big_Brothers_Big_Sisters_of_America


ラボは全部で5回の講座があった。
そこでローカルビジネスの概念や立ち上げ方を
学んだりした。

学びながらあれこれ考えているうちに
教育のことはもういいから
いっそ、全く違うことをやってみたいと
思い至った。


前置きが長くなった。
「co-shoku 稀」の紹介はここから。


<一人暮らしをして分かったこと>

約3年前。
長野への移住とともに
生まれて初めての
一人暮らしが始まった。

17歳から主婦をしていた私は
誰かのためにご飯を作ることが
当たり前だった。

家族のために
栄養のバランスを考え、
毎日、献立を決める。


やってる当時は
面倒の極みでしかなかったその作業が
一人暮らしになってみて
結構、尊い作業だったと気づいた。


<2040年の世界>

婚姻率・出生率の減少
離婚率の増加
家族形態の多様化

さまざまな要因が重なり
2040年には
「一人暮らし世帯」が全体の40%になり、
「親と子の世帯」「夫婦のみの世帯」などを抜いて1位となる。

つまり、20年後。

家族で暮らす人たちよりも
一人で暮らす人たちの方が多くなる。



<一人暮らしの食生活>

家族で暮らしている時と比べて
一人で暮らしている時の方が
圧倒的に料理をする機会は減った。


一人のために料理をするのは
ただただ面倒だったから。

料理をしたとしても
時間や手間のかからない簡単なものばかり。


作っても
だいたいは一人分よりも多く作ってしまうから
同じものを続けて食べるということは
日常茶飯事になっていた。

私は、元々、
好んで料理をするタイプではなかったから
こうなるのは自分だけかなと思っていたけれど
周りの話を聞くと
そうでもないらしい。

一人暮らしで
健康的な食生活を送るのは
家族で暮らしている人たちよりも
努力がいるってことが
分かってきた。


それが私の課題意識を
くすぐった。



<こしょく>

一人暮らしの食事だと
以下のような「こしょく」が起こりやすい。

固食
自分の好きな決まったものしか食べないこと。栄養が偏り、肥満、生活習慣病を引き起こす原因にもなる。

粉食
パンやピザ、パスタなど粉を使った主食を好んで食べること。米食と比べるとカロリーも高く、おかずも脂肪などが多くなり、栄養も偏りがち。

小食
いつも食欲がなく、少しの量しか食べないこと。また、ダイエットなどで食べる量を減らすこと。
小食が続くと、発育に必要な栄養が足りなくなり、気力も続かず、無気力な子どもになりがち。

濃食
加工食品など濃い味付けのものを食べること。塩分や糖分が多く、味覚そのものも鈍ってしまいます。またカロリー過多で肥満につながりやすい。
https://www.gakubun.net/pc/contents/shop/LP/static_3/shokuiku_sub/column.html


「孤食」という言葉は有名かもしれないが、
私個人的には、一人の食事=孤独だとは考えていない。


そこには、
結婚や誰かと群れることが善だという
偏った価値観が見え隠れしているように感じるし
そこに介入するのは、余計なお世話だと思うから。


ただその孤食を差し引いても
一人暮らしの食生活は
何かと課題を抱えやすい。


<食生活もコワーキング>

co-shokuは
coworking+食。
つまり
食生活をコワーキングするという意味。

誰かのために、誰かが食事を作る。

これまでは家族という枠組みだけで営まれてきたことを
家族という枠組みを外して営んだらどうなるのか?


やってみたいと思った。


そして、co-shoku稀では、
食事をする側よりも
料理を提供する側のメリットを優先する


一人暮らしでも
誰かがご飯を食べに来るとなると
料理をする。


一人では作らない手間のかかる料理も
作ったりする。

結果、自分が健康的な食事をすることになる。

その人間の心理をフル活用したのが
co-shoku 稀



稀をものすごく簡単に説明しようとするならば

誰かを家に招いてご飯を食べてもらう。
その代わり、自分も健康的な食事をする。


つまり、友達同士のご飯会に
実用的な目的と意図をもたせた感じ。


こしょくのデメリットを減らせば
より自由に多様な生き方を選ぶことにもつながる。


なんて、それっぽい理由を
並べてみる。


<まずは、やってみよう>

ということで、複業ラボのメンバーを招いて
早速、やってみた。

料理のコンセプトは
一人暮らしでは作らない料理を意識するために
「まごはやさしい」を基本にした。

ま まめ
ご ごま
は わかめ
や 野菜
さ 魚
し しいたけ
い いも

これを軸に献立を決めた。

ちなみに
せっかくならお皿にはこだわりたいと思って
佐久市のこねこね屋さんで調達。




メンバーが持ってきてくれた鹿肉を
炭火で焼いてみた。


<やってみてどうだったか?>

まあ、やる前からわかっていたけれど
普通に楽しい。


そして、案の定、しっかり料理した。
一人暮らしでは作らない代表的な料理。
「鯖の味噌煮」
「肉じゃが」
など。

久しぶりに作った(笑)
久しぶりに食べた(笑)
めちゃ美味しかった。


1人800円徴収。
理想は、この金額で自分の分まで作ること。

現金での売上にはならないけれど
自分の食費が浮けば
それが儲けみたいなもの。


今回は、食材を買いすぎてしまって
赤字だったけど(笑)

なんとなくコツは掴んできたから
次はもう少し上手にできそう。


ちなみに、料理だけじゃなくて
家の掃除もできた笑


毎月、1回くらいやってみようと思う。
自宅での開催だから、
限られた人しか招待できないけれど

いつか佐久市のどこかのキッチンが借りれれば
いいなと思う。


そして、私が集めたいのは
食事をにし来る人たちではなく
招く側をする人たち。


誤解されないように伝えなきゃいけないのは
私は仕組みを作りたいだけ。


できれば料理はしたくない(笑)
誰かが招いてくれるのが一番、嬉しい。


食生活もコワーキングへ。

co-shoku稀 
やってみたい人がいたら、
ぜひお知らせくださーい♫




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ひでこや@教育
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