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[131]伝わるのは言葉ではなく気持ち

今回のテーマは

「コミュニケーションはテクニックやスキルではない」

ということです。

ここまで、リフレーミングやバックトラッキングやペーシングなど
さんざんテクニックをお話ししてきて

テクニックではない、

なんて言うと、怒られてしまいますね。

もちろん、テクニックやスキルは無いとは言えないです。

でも、それ以上に大切なのは
気持ちなのです。

気持ちあってのテクニックとスキルです。

気持ちがないのに、
テクニックやスキルだけを実践したとしても
お子さんには伝わらないです。

伝わってしまうのは、
「気持ちがない」
というその気持ちです。

だから難しいテクニックなどは、
無理してしなくてもいいです。

もちろん、何もしないよりは、
テクニックを借りて話す方が
より効果は高まると思います。

でも、子どもはとても敏感なので
それが本心からなのか、上っ面だけなのかは
瞬時に見抜くでしょう。

親の話す表情や言葉のトーンなど
無意識に見分けて、聞き分けて、判断します。

「お母さん(お父さん)は、僕のことを
思ってくれているんだ」

というようにです。

万が一、その時たまたま何か大事な用事をしている時、
または、みんなの食事を作っている時など
手を離せない状況の中で、
お子さんの話すことに適当な相槌などを打ったとしたら、、、

「もういい!」

とお子さんはバリアーを張ってしまうかもしれません。

とても大事なことをお話しますね。

「言葉」と「言葉では聞こえない気持ち」
より伝わるのは、後者の方なのです。

この「言葉では聞こえない気持ち」のことを
NLP(神経言語プログラミング)では
「非言語」といいます。

これに対する言葉は「言語」です。

もちろん音声で耳に聞こえてくるのは言語の方です。

でも「聞こえること」と「伝わること」は別問題です。

大事なことは、伝わったかどうかです。

言語の方は、通常は考えて言葉を話すので、
ある程度意識的にありますが、
非言語の方は、考える間も無く伝わってしまいます、しかも無意識に。

心の声が、無意識に非言語としてお子さんに伝わってしまうのです。

大人同士でもありますよね〜。

怖いですね〜。

だから、お子さんと話すときは、
できるだけ今行なっている作業の手を止めて、
スマホも見ず、お子さんに向き合いましょう。

もしどうしても手が離せない時などは
「あと10分だけ待ってくれない?
ちゃんとお話を聞きたいから」
と断れば、お子さんも
「ちゃんと聞いてくれるんだ」と
納得してくれるはずです。

気持ちを心に乗せてお話するというイメージを持ちたいなと思います。




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