
[246]イライラしていると思ったら
お盆休みといっても
普段とあまり変わらない時を過ごしています。
これはとても平和なことですね。
今日は平和について考える日でもあります。
〈前回のおさらい〉
この夏休みに、お子さんに対して
自分がしている仕事の話をしてみるのもいいですね。
子どもなりの“大人観”、“仕事観”が身につき
家庭でのキャリア教育にもつながってきます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回のテーマは
「目指さない」
です。
皆さんは、自分で
「ああ、今自分はイライラしているなあ」
と思う時はありますか。
仕事が上手くいかない、あるいは多過ぎて疲弊している
近所づき合いが上手くいかない
夫婦仲がギクシャクしている
などなど
どんな理由があるにせよ
イライラすることは誰にでもあることです。
でも、そんな状態が長く続いてしまうと
普通に人と接することは、なかなか難しいですよね。
特に、普段から親しかった友人やパートナー
家族などに当たってしまうこともあるかもしれません。
当たってしまわれた相手からしてみたら
「ついこの前まで、あんなにニコニコして、
楽しくお話していたのに、なんで?!」
と、不思議に思われてしまうかもしれません。
相手が大人であれば、
「まあ、そういう時もあるさ」
と思うこともできます。
でも、相手が我が子だったら…。
「気に入らないなら食べなきゃいいでしょ」
「あんたみたいな子はもう知らない」
「あんたなんか生まなきゃよかった」
こんな風に、本心ではないのに
つい、ツラい言葉や感情的な言葉を言ってしまい
自分を責めてしまったりしていませんか。
子どもは、そんな親の言動を
受け流すことはできずに、
真っ正面から受け止めてしまいます。
親の力は、良いことも悪いことも
絶大な影響を与えてしまいます。
そんなイライラの状態の時には
理想の子育て、理想の仕事、などを目指しても無理です。
もし、自分でそういうイライラの状態であると
自覚できるのであれば
先のことは見ず、考えず、
同時に2つのことをやろうとせず(現実的に不可能です)
今、目の前にあることだけに集中し、
一つ一つにじっくりと取り組んでいき、
一つ一つを確実に終わらせていきましょう。
また、
「どうしてあの人は上手くいっているのに
私はこうもダメなんだろう」
などと、決して人と比べないことです。
人は人です。
アドラー心理学の書籍でもある
「嫌われる勇気」にこんな言葉が書かれていましたので
引用させていただきます。
「刹那としての『いま、ここ』を真剣に踊り、真剣に生きる。
過去も見ないし、未来も見ない。
完結した刹那をダンスするように生きるのだ。
誰かと競争する必要もなく、目的地もいらない。
踊っていれば、どこかにたどり着くだろう」
・
・
・
・
メルマガでもご覧ください!
第1号目からご購読できます。
毎日発行!お楽しみに。
↓
子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜