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[106]自分をさらけ出しちゃいましょう

とつぜんですが。みなさんは
お子さんが、なんだか浮かない顔をしていたり
辛そうな表情をしていたりしているのを見たら
どう声をかけますか?

「なんかあったの?」
とか
「どうしたの?」
など
普通だったら声をかけると思います。

それでお子さんが答えてくれればいいのですが
「なんでもない、、、」
と、部屋に閉じこもってしまったり、
「べつに、、、」
と、反応、薄っ!って感じだったりしませんか。

その時は
「もし話したくなったら、お話聞かせてね」
と、やんわりと、いつでも待っているというニュアンスを伝えておくにとどめましょう。

さらに
「自己開示」をしてみるといいかもしれません。

簡単に言うと、自分をさらけ出しちゃうということです。

しかも、自分が失敗した時や辛い目にあった時など
その時のお子さんの感情になるべく合わせたエピソードを話してみるのです。

といっても、いきなりそんなことを話し出したら

「お父さん(お母さん)のことなんか聞いてない!」

ってなってしまうので、
しばらく時間を置いてからにするか

もっと大事なポイントは、
親子の信頼関係をより強固なものにするためにも
普段からの会話で自己開示をしておくということ。

「今日、仕事でさあ、お父さん失敗しちゃってさ、上司の人に怒られちゃったよ」

とか

「お母さんね、この前、お友達と口喧嘩しちゃってね、とっても辛かったわ」

など、

普通なら話しずらいことをさりげなく話しておくのです。

お子さんが

「どうして怒られたの?」

とか

「口喧嘩しちゃって仲直りしたの?」

などと乗ってきたら、

「こうやって解決したんだ(乗り越えた)」
と解決方法を具体的に話してあげましょう。

そうして普段から、どちらかというと自分自身のマイナス面のことを話しておくと、
いざ、それがお子さん側になった時は
「お父さんお母さんは、きっと分かってくれる」
と、話してくれる可能性が広がると思います。

また、お子さんが話してくれた時に

「実はお父さんも子どもの頃は勉強が大嫌いでさ、、、」

「お母さん、小学生の頃はいじめられっ子だったの」

と、お子さんと同年代の時は、
自分はどんな子どもだったかということを
伝えてみるのもいいかもしれません。

そして、どう乗り越えていったのかも一緒に伝えてほしいです。

決して計算されたものではなく、
作り事でもなく、
ありのままのことをお話ください。

なお自慢話に聞こえたり
自虐的になったりはしないように注意しましょう。





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