[195]ひとりでできる
〈前回のおさらい〉
子どもの頃から好きだったことは
大人になった今でも同じことやそれに似たようなことを
している事が多いですよね、
ということをお話しました。
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今回のテーマは
「ひとりでできる」
です。
子育てをされている皆さんにとっては
一度はお聞きになったことがあるのではないか
と思うもので、
「モンテッソーリ教育」があります。
ボクも、以前から様々な教育に着目して学んでいる中に
このモンテッソーリ教育ももちろん入っています。
モンテッソーリ教育は、マリア・モンテッソーリ(1870~1952)という、
女性医学者・科学者によって、イタリアで始められた教育法です。
その目的は、
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、
生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」
ことです。
詳しくは、ぜひ検索してみてくださいね。
そのモンテッソーリ教育について、
日本を代表するモンテッソーリ教育の実践者、
学校法人高根学園 理事長 高根澄子さんの記事に
触れる機会がありました。
高根さんは、今、日本初のモンテッソーリの
認可小学校設立に奮闘されているとのことです。
高根さんの言葉で、
「子どもたちはひとりでできるようになりたがっている」
というののがありました。
この「ひとりでできる」ようになるのを手伝うことが
生命の援助である、と高根さんはおっしゃっています。
ひとりでできるようになりたいということは
社会と環境に適応したい、つながりたい、
という現れでもあり、
生命に仕組まれたプログラムであると言います。
そして、子ども自身がひとりで
なにかをしようとしている時は
「自分で自分の心と体を作っている」
段階です。
親である私たちは、
子どもがひとりでできるよう、
自立を援助していくのが役割になります。
これは、幼少期だけではなく、小学生でも中学生でも
同じことが言えるでしょう。
子どもは時に危なっかしくて、
いつも私たちをハラハラドキドキさせます。
と思っていたら、何かに取り憑かれたかのように
没頭している時もあります。
そうして、何かを1人で成し得た時、
それがどんな小さなことでも
大人にとっては当たり前すぎることであったとしても
1つひとつが自信につながっていきます。
いつでも子どもは今どんなことに興味があって
どんな能力を求めているのだろう
そんな視点で、私たち親は
子どもを見守り、観察していきながら
子どものひとり立ちをサポートしていきたいと思います。
お子さんがひとりでできるようになりたいと
思っていることはなんですか?
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