【104】チーム ◯ ◯
今回のテーマは「チーム」です。
チームというと、スポーツなどでは良く聞く言葉です。
野球チームやプロサッカーチームなど、
主としてプロやアマチュアを問わず、
スポーツ団体に対しての呼称として言うことがあります。
それともう一方では、
競泳の「チーム北島」や
マラソンの「チームQ(高橋尚子選手)」、
最近では、全豪オープン覇者大坂なおみ選手の「チームなおみ」など
ある特定の選手のために結成された専門家集団を指して呼ぶこともあります。
選手の周りには、
プレイ面でのコーチの他に、
メンタルコンディションを担当するコーチ、
食事を考える栄養士やコック、
筋力やフィジカルをトレーニングするコーチ、
医療面を支えるドクター、
スケジュールを管理するマネージャーなどなど、各方面の専門家がタッグを組みます。
1人のコーチが権限や指導、責任などを全てを抱え込むのではなく、
分野によって、その道のエキスパートが担当することで、
役割分担をし、また負担を軽減します。
それだけではなく、専門家ゆえに、
グレードアップ、レベルアップした情報や指導、アドバイスなどを
提供することが可能になります。
全ては選手のために。
結果、その選手は最高のパフォーマンスを出すことができるのです。
その成果はその選手だけのものではありません。
チームを構成するメンバー1人ひとりのものでもあります。
これを子育てに置き換えると
子どもは選手であり
親御さんはヘッドコーチです。
その周囲には、
肉親であるおじいちゃん、おばあちゃんがいます。
親が留守時に子どもを預かったり、
助けに来て家事・育児をサポートしてくれます。
学校には、
主に学力向上やいろいろな規範を教えることを
任されている担任の先生がいます。
子どもの安全を見守ったり、
楽しませたりする
近所のおじちゃん・おばちゃんがいます。
子どもが病気や怪我をした時には、
かかりつけ医がいて、
健康のアドバイスもしてくれます。
その他にもご家庭によっては
習い事や塾の先生、ホームヘルパーなどもいます。
場合によっては、行政民間問わず相談できるカウンセラーがいます。
子育てでは、チームの誰かを大いに頼ってください。
親であるあなたとはまた違った考え方や
技術・知識を持っています。
健全で知性的な成長を引き出し、
また教えていくこともあると思います。
また、あなたが見えないところで、
あなたのお子さんを誰かが見守ってくれています。
あなたも知らない、あなたの子どものことを知っているかもしれません。
この子にはチームがある。
「チーム◯◯(お子さんの名前)」
そう思えると、あなた1人が何もかもを抱えるよりも
なんとなく気持ちに余裕が出てきませんか。
実際にチームを作れ、ということではなく
チームを意識してみませんか
というお話でした。
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