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[243]熱中症だけではありません
〈前回のおさらい〉
子どもには子どもの選択肢があります。
しかも大人よりも、選択肢がある場合があります。
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台風10号の進路が心配な望月秀樹です。
今回のテーマは
「低体温症」
です。
今日(8/12)は、振替休日なんですね。
前日は山の日。
ということで、ボクも1日遅れで山に登ってきました。
場所は、福岡市民憩いの山でもある油山。
登山ではなく、トレイルランニングという
アクティビティをしてきました。
趣味なんです、トレイルランニング。
走り終わった後は、清流に身体を浸して
アイシングしました。
冷たい水が火照った身体をヒンヤリと冷やしてくれて
本当に気持ち良かったです。
周りでは、子ども達もたくさんいて
みんな思い思いに水遊びをしていました。
小さなお子さんは、親御さんに
手を引っ張ってもらいながら
足をバタつかせて泳いでいました。
子ども達は、キャーキャー言いながら
遊んでいます。
元気な男の子は、小さな滝のようなところも
どんどん登っていきます。
清流沿いは木々に囲まれていて
ギラついた太陽の光もうまく遮ってくれています。
海辺とは違い、こういう所なら、
熱中症も心配無いですね。
でも、逆に、体温が低くなることには
気配りが必要です。
いわゆる「低体温症」です。
ボク達トレイルランナーや登山者の間では
低体温症はある意味馴染みがある症状です。
真夏でも、天候次第ではなります。
この季節、とかく熱中症ばかりに注目が行きがちですが
水辺、特に清流など冷たい水の場合は注意が必要です。
清流の水は、常に冷たい水が流れ続けているので
あまり長い時間、身体を浸からせていると
じわじわと体温が奪われてしまいます。
本人の自覚症状は無いものの
周りが見てて分かる症状としては
皮膚が青白くなってきたり
全身が震えていたり
唇が紫色になっていたりすると
それは低体温症の初期症状です。
子ども達は、そんなことはおかまいなしで
夢中になって遊んでいますので
初期症状が出てからでは遅いので
その前に、頃合いを見ながら
親御さんのお声がけが大事ですね。
ただやみくもに
「出なさーい!」
と言ってもなかなか言うことを聞かないと思うので
何か温かい飲み物とかお菓子を用意して
「お菓子食べよー!」
などと誘えば、川から上がってくるかもしれませんね。
楽しい夏休みもそろそろ残りが少なくなってきました。
今週などはお盆休みで、家族づれで川にレジャーに行く
機会も日頃よりも多くなります。
楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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