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[279]豊かな才能
暑いと思ったら、涼しかったり
涼しいと思っていたら、汗ばんだり
何かと難しい季節です。
〈前回のおさらい〉
豊かな「お金」とはなんだろう。
お金を使ったり、増やしたりする前に
お金への向き合い方について
自分なりに気づくことが大切だと思います。
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今回のテーマも
「豊かさ」について
です。
今回でこのテーマは一旦終了としたいと思います。
皆さんは
「豊かな才能」
と聞くと、どんなイメージが湧きますか?
「生まれ持っての天才」
「恵まれた能力」
といったことを思い浮かべる人も多いかと思います。
ネットで検索してみると
才能とは、「物事をうまく成し遂げる優れた能力」
とあります。
その「才能」に「豊かな」と付くので
なんかとてつもないマルチな能力を持っているような
イメージになるのは、当然のことですよね。
それも正解です。
ただ、ここでいう「豊かな才能」とは
視点を少し変えてみたいと思っています。
まず「人」には、それぞれ持って生まれたものがあるし、
生まれた時は、無かったけれども、
練習などで後から身についたものもあるはずです。
それが人より優れているのかどうかは関係なく
その人、その子どもが持っているものがあるはずです。
それを「リソース」と呼びます。
つまり、「資源」ですね。
ある子どもは、かけっこがとても早かったり
またある子どもは、絵をとても上手く描けたり
字をとても上手に書けたり
ピアノを上手に弾いたり
そんな技術的な「資源」を持っています。
また、
友達を思いやることができたり
下の歳の子どもの面倒をよく見たり
お話しすることがとても上手かったり
といった、
「個性」的な「資源」を持っている子どももいます。
どんな子どもでも
「何もない」
ということはないはずですよね。
必ずその子なりに光るものがあるはずなのです。
ボク達大人はそれを見つけることができます。
見つけたら、今度はそれを伸ばしてあげることができます。
「才能」って、自分ではなかなか気づかないことが
多いと思います。
人に言われて、初めて
「え!?ボクってそうなの?」
みたいなことってあると思うんです。
その見つけた才能を、どのように伸ばしていくのか
ということが肝心ですよね。
その1つが、そんな才能を持っている自分を好きになるように
伸ばしてあげることだと思います。
それは、子ども自身が自分の才能を受け入れるということ。
それが
「豊かな才能」
ではないかなと、ボクは思うんです。
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