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[159]父と息子

今回のテーマは、

「同性親子」についてです。

お母さんであればお嬢さんと

お父さんであれば息子さんですが

日頃どのように接していますか。

ボクには、娘2人と息子1人の計3人の子どもがいます。

娘も息子も何歳になっても可愛い子ども達です。

自分では分け隔てなく接しているつもりでも、

知り合いなどによく言われたのが、

「息子さんに厳しそうですね」

ということでした。

確かに、末っ子の男の子なので

強く育って欲しいという思いから

子どもが幼稚園の時からラグビーをさせました。

ラグビーはボクも経験者でしたし、

息子に教えてあげられると思いました。

思えば、ボクが子どもだった時も

父には厳しく育てられたと思っていますが

なんせ時代が“ド昭和”ですから

今とはニュアンスが少し違っていたと思います。

父は根っからの商売人でしたから、

子どもと遊んでいる暇などなかったのでしょう。

少年野球チームには入っていましたが

父と一緒に野球をやったという記憶もないし

別の何かをして、遊んでもらったという思い出も

ほとんどありません。

そんな寂しい思いもあったので

ボクが経験してきたスキルを伝えられると思い

息子にはラグビーをさせようと思ったのでした。

これがいいのか、悪いのかは

子どもの気持ちにもよると思いますが

よく分かりません。

おそらく、良いという側面もあれば

悪いという側面もあるのでしょう。

1つだけ言えるのは、同性の親子の場合、

親が子供の頃どのように育てられたか

ということが大きく影響するのだそうです。

気をつけなければいけないのは

自分が理想とする、あるいはなりたかった自分を

我が子に投影していないか、

それを今一度自己確認した方が良いでしょう。

もし、子どもが望んでもいない事を

無理やりさせているかもしれないという場合は、

一旦立ち止まって見直すことを考えてみては

いかがでしょうか。

子どもをどうしたいのかということではなく

まず自分自身がどうありたいのか

というマインドセットから始めてみると

自分も一人の人間、子どもも一人の人間

そんな風に考えることができるかもしれません。

次号は、もう一方の同性親子「母と娘」について

書かせていただこうと思います。





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