
[275]豊かな環境
お天気のよい日中、青空の雲の動きを見ているうちに
眠くなってきてしまいました。
〈前回のおさらい〉
「豊かな人間関係」を構築するには
まず尊敬し合うことから始まると
思います。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回のテーマも
前回に引き続き
「豊かさ」
についてです。
今日、あるご縁があり
福岡県糸島市にあるフリースクールに出かけてきました。
その名は
「お山の樂校」
「樂」という字は
「楽」の旧漢字です。
「楽しみの中に学びがある」
という意味も込めているそうで、
今春開校したフリースクールです。
「お山の樂校」という名前の通り
お山の中腹に学校があります。
「大きなお山の小さな学校」
というキャッチフレーズそのものの環境が
そこにはありました。
お山の広大な敷地の中に
小さな教室があり
屋外には山羊や羊、鶏などが飼われていて
お山全体がキャンパスになっているかのようです。
さらにキャンパスの眼下には
玄界灘のキラキラとした海面を見ることができます。
そうなんです。
お山といいながらも、海もすぐ近くにあるんです。
まるで海までもが
お山の樂校のキャンパスの中にあるような感じでした。
ボクは、しばらく山や海、そして空を眺めながら
何も考えず、ぼーっとしていました。
やがて、1つの言葉が浮かんできました。
それは
「豊かだなー」
という言葉です。
自然に囲まれているというだけでも
心が豊かになっていくことが実感できます。
そして、もう1つ「豊かさ」を感じることができることは
この自然豊かな環境で営まれている様子です。
ここに通う子ども達と大人とが
共に学び、共に楽しみ、共に笑い合っているのでした。
「生きることを楽しむ力と
自分が大好きと言える心を、
こどもとおとなが一緒に育んでいく場所です」
手渡されたリーフレットには、
そう記されていました。
このフレーズの通りに実現できる環境としては
自然の中という環境がとても適していると思います。
そして、その自然の中で得られる学び。
これこそが「豊かな環境」なんだな
と腹落ちしたのでした。
代表の田嶋杏依子さんは、仰いました。
「大人が楽しんでいないと続きませんからね」
それは大人が豊かで穏やかな心を持ちながら
子ども達に接していくことなのかもしれないな
と思うのでした。
あなたのご家庭では、どんな豊かな環境を整えますか。
・
・
・
・
メルマガでもご覧ください!
第1号目からご購読できます。
毎日発行!お楽しみに。
↓
子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜