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[128]子どもの感情に寄り添う

今回のテーマは

「子どもの感情や考えに寄り添う」です。

少し言い方を変えてみるならば

子どもの気持ちを受け止めるということです。

これを書いているのは、4月17日です。

これまで、幼稚園・保育園に通っていた子は
小学校へ、
小学生だった子は中学校へ
中学生だった子は高校へと
それぞれ上の学校に入学し
すでに十日あまりが経ちました。

進級されたお子さんも同様ですね。

新しい学校、新しいクラス、新しい担任などといった環境の変化にも慣れてきたことと思います。

新しい環境になってからこの数日の間、
お子さんの様子はいかがですか。

お子さんに学校での様子をお聞きになってみて
何か、お気づきな点などありましたか。

もし、ちょっとでも気になることがあったならば
可能な範囲で少し掘り下げて聞いてみるといいかもしれませんね。

その時にやってみて欲しいことがあります。

それは、「おうむ返し」

NLP(神経言語プログラミング)の世界では
「バックトラッキング」といいます。

我々がよく知っているおうむ返しというと、
相手の言った言葉そのままを繰り返して言うこと
と思われるかもしれません。

でも必ずしもそうしなければいけない、
というわけでもありません。

お子さんが
「すごくムカついたんだ」
と言ってきたら、
「そう。ムカついたんだね」
と返してあげます。

また、お子さんのお話がとても長くなった場合、
「そう。それは◯◯ということなんだね」
と話をまとめてみたり、
お子さんのお話の内容を確認したりする時にも
おうむ返し(バックトラッキング)が有効です。

このバックトラッキングをすると、
親御さんにとってみると、お子さんのお話を
より理解できるようになります。

また、お子さんにとってみると、
「ああ、ボク(わたし)の話を聞いてくれているんだな」
と安心します。

さらにそのことでより深い信頼関係を築くことができます。

一番やって欲しくないことは
「なんで?どうしたの?」
と矢継ぎ早に聞き返してしまうことです。

お子さんにとってみたら
「尋問」されていると受け取られてしまうかもしれません。

親の考えだけで解決しようとしたり
何かアドバイスをしようとしたりするのは
ここでは賢明ではありません。

親御さんとしては、
お子さん自身が乗り越えられるよう、
背中を後押ししてあげることです。

そのためにも、バックトラッキングで
まずお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。




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子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜

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