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[108]教育・子育てとは、3つの「ま」である

「教育」、または「子育て」って、
ズバリ!これだ!っていう唯一の正解がない世界でして

ある場合にはうまく言ったけど、
ある場合には当てはまらなかったり、

あるお子さんには喜ばれたけど
あるお子さんには通じなかったりしますよね。

だから、誰にでも当てはまるであろう唯一の答えを探すのではなく(そのような答えはないと思いますが)

その子どもにとっての正解=最適解を見つけだすことが必要です。

だから、AかBかどちらが正しいのか
という選び方ではなく
こういう時はAだけど、こんな時はB、
またはAでもBでもない、別のやり方がいい
ということだって、たくさんあります。

そのためにもいろいろなことを試して、
トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、
柔軟な対応で精度を高めていくことが大切だと思うのです。

これもあくまでもボクの持論なのですが
「教育」または「子育て」とは?
と聞かれた場合、こう答えるようにしています。

「教育」または「子育て」とは
3つの「ま」である。

3つの「ま」とは

「まつ」=待つ

「まかせる」=任せる

「まなびあう」=学び合う

の「ま」です。

簡単に1つずつ説明をしますね。

「まつ」=待つ、とは

子どもが「やりたい」と思えることや
好きなことを選ぶのを待ったり
何かができるようになるまで待つということです。

親がなんでも先回りして与えたり、
考える余地を与えないのではなく、
子どもの気持ちを待つのです。

「まかせる」=任せる、とは

何かをしてもらいたいものがあったり
子どもがしてみたいと思うことは
信頼して任せるのです。

ああだこうだと口を出したり、
手を出したりするのではなく、
思いきって子どもに任せるのです。

つまりは子どもを尊重する、ということです。

子どもですから、失敗するかもしれません。
でも、失敗させてあげましょう。

「失敗がない人生は失敗する」と言う方もいます。

「まなびあう」=学び合う、とは

子どもたち同士で学び合うということももちろんあります。

でも、それだけではありません。

親や先生が一方的に教えるということではなく
大人も子どもから学ぶという謙虚さが欲しいということです。

大人=教える

子ども=学ぶ

ということではなく。
大人も子どもも学び合うのです。

このメルマガを書き始めて、今号で108号目になります。
ボクもこのメルマガを通して学んだことがあります。

それがこの、3つの「ま」だったのです。

みなさんにとっての「教育」または「子育て」とは何ですか?





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