[158]親は子の最良のサポーター
今回のテーマは
「支える」
です。
「サポーター」の意味は、ズバリ「支える、援助する」ですね。
すぐにパッと思い浮かぶのは、サッカーチームの応援です。
それでは、ご家庭ではどうでしょうか。
お子さんのサポーターは、もちろん親(保護者)ですね。
親としてのサポーターの役割は子ども自身が求めているもの、あるいは望んでいるものの方向へ行くよう支えていくことです。
言い換えれば、子ども自身がなりたい自分になるために支えていくのであり、親にとって、なって欲しい子どもになるためではないということです。
そのためにまずやらなければならないことは、子どもが何を望んでいるのか、それを把握することから始めていきます。
求めていないことを、良かれと思って先回りして何でもやってしまうのも過干渉になるし、本人が求めている以上のことをしても良くありません。
必要なことを、必要な時に、的確に援助するには、お子さんを良く見る観察力が不可欠です。
困っていないか。上手くいっていることは何か。求めてきていることは何か。お子さんをよく見て、判断していきます。
そして、いつでも支援できる体制を整えておきましょう。
お子さんが求める方向性へと歩んでもらうために必要なサポートを行い、今持っているお子さんの力・資源(リソース)最高のパフォーマンスを発揮してくれること。
これこそ、サポーターの醍醐味ですね。
ここで1つ注意点があります。
それは、お子さんに過度なプレッシャーを与えないことです。
あまりにも我が子に期待し過ぎてしまうがために
与えてしまうプレッシャー。
またもう1つありました。説教しない、ということです。
求められたら答えてもよいけど、聞かれてもいないのに、くどくどと意見をいうのは控えておいてくださいね。
ベストパフォーマンスを発揮してもらうには、適度な距離感で見守りたいですね。
いつの時代であっても、子どもには主体的に学び、生きてもらいたいですし、のびのびと育って欲しいもの。
常にお子さんに
「どう思う?」
「どうしたい?」
「どうして欲しい?」
と問いかけながら、最高のサポートをしていきたいですね。
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