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[224]夏休みはこう過ごそう〜起床・就寝編
〈前回のおさらい〉
以前、ボクが所属していた
校区の有志組織「おやじの会」
の夏の思い出についてお伝えしました。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回のテーマは
「起きる事と寝る事」
です。
西日本地方は今日、梅雨明け宣言が出されました。
例年よりも5日遅くの梅雨明けだとか。
(ちなみに今日は7/24です)
梅雨が5日遅く明けたからと言って
夏休みの終わりも5日延長される、
なんて言うことはなく、
例年通りの日に2学期は始まります。
(何を当たり前のことを…)
ということは、期限は決まっているわけで
夏休みが始まったと同時に、
終わりの日に向けたカウントダウンが
もうすでに始まっているわけです。
そう考えると、1日1日がとても貴重に
思えてきますね。
その1日1日をどう過ごすか
ということがとても大事になってくるのですが
皆さんのお子さんには、この夏休みの1日1日を
どう過ごしてもらいたいと思っていますか。
勉強のくせをつけてもらいたい
運動をして元気な身体を維持してもらいたい
何か新しいことにチャレンジしてもらいたい
などなど
いろいろな思いがおありかと思います。
子どもがどんなことをするにしても
基本中の基本となる過ごし方があります。
それは、
「規則正しい生活」
を送ることです。
「普通すぎる!?」
そうです、普通すぎることです。
その普通すぎること
=いつもと同じことを続けること
がとても大事なことなのです。
中でも、起床時間と就寝時間は
いつもと同じパターン
つまり、子どもにとっては
学校がある日と同じパターンを保つことが
群を抜いて大事なポイントとなります。
「そんなことは分かりきっている」
そうでしょう。
でも、分かっていても
なかなかそうはできないというご家庭も
少なくはないようです。
なぜ、決まった時間に起床・就寝する必要があるのか。
科学的にご説明しますと
自律神経を規則正しく作動し続けておく
必要があるからです。
自律神経とは、
内臓や血液などの働きをコントロールして
体内の環境を整える神経のことです。
自律神経には、交感神経(起きている時)と
副交感神経(寝ている時)があります。
この、交感神経と副交感神経の切り替えを
乱すことなく、
安定したリズムで動いてもらうことが
必要だからです。
この2つの神経の切り替えは
一旦乱れると、個人差はあるかもしれませんが
元に戻すのに1年ぐらいかかるとも言われています。
夏休みに乱れた生活を送ることで
交感神経と副交感神経の切り替えのタイミングも
乱れ
それが、体調や気分を悪くする要因
になってしまいます。
勉強やスポーツでいい結果を出すためにも
規則正しい生活を送ることが必要なのですね。
一流と呼ばれている人達が
なぜ規則正しい生活を送っている人が多いのか
うなづけます。
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