
[220]河川でのレジャーはご安全に
〈前回のおさらい〉
フリースクール 山ねこの田中歩さんの言葉
を引用させていただきながら
このメルマガでの最重要なテーマでもある
「学び」についてお伝えしました。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回のテーマは
「水難事故」
です。
子ども達は今日から待ちに待った夏休み。
令和初の夏休みがスタートしました。
ですが、ボクが住んでいる西日本地域は
初日から台風5号の影響で、
昨夜から大雨が続いています。
被害が出ている地域もあるようです。
皆さんの地域は大丈夫ですか。
ところで子どもの夏休みというと、
切っても切れないのが水のレジャーですね。
河川財団によると、
子ども(中学生以下)の水死者全体で言うと
川の水難事故で命を落とすケースは46.9%。
一方、海はというと、これが23.1%。
ということで、海よりも川の方が
水難事故で子どもが亡くなるケースが多いんですね。
川は海よりも身近な場所にあるケースが多く
アクセスしやすいというのが大きな理由。
今、思い出すのが
ボクが小学校4年生か5年生の時、
同じ小学校に通う1つ上の学年の男の子が、
近くの川に転落し亡くなったという事故。
そこは、「堰」がある場所で
どうやらその上かそばのコンクリート堤防から
落ちたということでした。
それも夏休みのことで、
ボクもよく遊びに行っていた場所でした。
河川財団調査によると
2003〜2017年の水難死亡事故が起きる湖や河川は
1位 琵琶湖 91件
2位 長良川 83件
3位 多摩川 54件
4位 相模川 41件
5位 木曽川 40件
という結果だそうで、
どこもレジャーで訪れる人が多い場所。
ちなみに、ボクの親の実家が滋賀県で
琵琶湖はよく遊びに行っていました。
初めて泳げたのも、この琵琶湖でした。
そ!はともかく、溺れる理由として、
同財団があげているものとして
川岸から転落したり、速い流れに流さたり
深みにはまったりする理由の他
落ちたボールを自力で拾おうとして
誤って転落する
というケースも多いそうです。
親御さんにお願いしたいのは
もし川にボールが落ちたら
無理に取りに行かせようとはせず
潔く諦めさせてください。
親御さんが一緒であればその場で言えば
いいのですが
子ども達だけで遊んでいる時も
そうするように言い聞かせてくださいね。
また新しいボールを買ってあげればいいのですから。
また、もし溺れている子どもがいたとしても
飛び込んで助けようという行為は
危険度レベル最高位なんだとか。
陸上で救助すること(または救助を呼ぶ)を
優先して考えてくださいと、
同財団の方はおっしゃいっています。
この夏は、ボクは自然体験活動指導者として
何回か子ども達のお世話をさせていただくことに
なっています。
そのうち1回は、急流でのアウトドア教室です。
子どもの安全を最優先に
最大級の注意を払っていきたいと思います。
皆さんもどうぞご安全に
水辺でのレジャーをお楽しみください。
・
・
・
・
メルマガでもご覧ください!
第1号目からご購読できます。
毎日発行!お楽しみに。
↓
子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜