見出し画像

[229]学ぶ(まなぶ)は真似ぶ(まねぶ)から

〈前回のおさらい〉

あなたが一番輝いている時=カッコいいと思われる時は
どんな時ですか?
という問いかけをしました。

子どもにカッコいいと思われる人生を歩みたい
そう思います。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回のテーマは
「真似」
です。

「真似る」とは
「行動・様子などが他の人や物と同じになるようにする。」
であるということと、ネットの三省堂ウェブサイトでは
掲載されています。

真似るとは昔は真似ぶ(まねぶ)とも言っていたこともあるらしく
それが「学ぶ(まなぶ)」という言葉になったということは
皆さん、よくお聞きになっていらっしゃるかと思います。

確かに、学ぶためには真似ることから始めるのが最良の方法だと
よく言われますね。

そのことに関連して、特に剣道や茶道など
日本の芸術や作法の世界において言われているのが
「守・破・離」
という考え方です。

「守」は「修」とも置き換えられるそうですが
どちらにせよ、師の教えに従い、
型や技を忠実に守り、
確実に身につける段階です。

それは真似ることだとも言うことができますね。

何かを学ぼうとした時に、
身近に真似るための見本となる人がいると
格段に学ぶスピードが早まってきます。

子どもにとっても、大人にとっても
「あの人のようになりたい」
と思えるような人に巡り合うことは
本当に幸せなことです。

つまり、「ロールモデル」です。

自分にとってのロールモデルは誰か?

人は、誰でも
「あの人のようになりたい」
というロールモデルを選び、
そのロールモデルの影響を受けながら
成長していくそうです。

では、子どもにとって、一番身近なロールモデルは
誰でしょう?

そうです。

親であるあなた自身が、お子さんのロールモデルに
なり得る人です。

子どもは真似る天才です。

いいことでも、悪いことでも
すぐに真似をするのが子どもです。

そして、あっという間に習得してしまいます。

いいことであれば、何でも真似て、
すぐに自分のものにしてくれればいいのですが、
時には、真似て欲しくはないこともあります。

例えば、お母さんやお父さんの口癖。

丁寧な言葉や綺麗な言葉であれば
もちろん良いのですが、
知らず知らずのうちに口にしてしまうような
ネガティブな言葉や
夫婦の口論時に発せられる感情的な言葉なども
お子さんはインプットさせられてしまいます。

真似るは学ぶ。

親であるわたし達がそう意識するだけでも
お子さんの良きロールモデルに
さらに近づいていくのではないでしょうか。




メルマガでもご覧ください!
第1号目からご購読できます。
毎日発行!お楽しみに。

子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜

#子育て
#教育
#学校

いいなと思ったら応援しよう!