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[136]お子さんのためにも変わりましょう
今回のテーマは
「変わりましょう」です。
子どもが言うことを聞かなくて困る
子どもが反抗期で暴言を吐くようになった
など、お子さんを持つご家庭では
悩みがつきものです。
こんな時は、お子さんを変えようと思って
悪戦苦闘しても解決しません。
そもそも解決しようとすること自体
労多くしてなんとやら、ということになります。
こんな時に、最善・最速の方法があります。
それは、
「自分が変わる」
ことです。
お子さんを変えようとするのではなく、
自分が変わるのです。
例えば、
言葉を変えてみる
というのはいかがでしょうか。
いつもなら
「だめでしょう!!!」
とか
「何度言ったら分かるの!!!」
などと
つい‘感情に任せて怒鳴ってしまうことってありますよね。
いいんです、人間なんですから、
感情があるのは当たり前です。
でも、感情に任せて怒鳴ったところで
お子さんは言うことを聞いてくれましたか。
きっと、その場では一時的に言うことを聞いてくれるかもしれませんが、
またすぐに「元の木阿弥」状態になってしまうケースも多いのではないでしょうか。
ここはひとつ、怒鳴りたい気持ちをぐっと堪えて
「◯◯ちゃんは本当は分かってくれているんだよね」
と笑顔で言ってみたりしましょう。
もしかすると、お子さんの反応が少し変わるかもしれません。
ポイントは、
「あなたを信じている」
と言う気持ちを持って接することです。
もう1つのポイントは
「お子さんの土俵で戦わない」
ことです。
2つめのポイントは、
誤解を招く恐れがありますので、
あらかじめお断りしておきますが、
お子さんと一緒に遊んだり、楽しい会話をしたりする時は
お子さんの土俵にどんどん入っていきましょう。
なんなら、本当に一緒に相撲をとっちゃうぐらいあそびましょう。
お話を少し戻しますが
普段ならば、怒鳴ってくるはずのお母さんが
今日は少し様子が違うぞ、
と意外に思うかも知れません。
反抗期特有の暴言を吐かれたりしても
その言葉の挑発に乗らずに
一旦深呼吸して、お子さんの「土俵」から降り
少し離れたところから
静かに、そして微笑みかけるように
「どんな言葉を言ってきても
あなたを信じてるから。
本当はあなたもわかっているはず」
そう言って、黙って引き下がりましょう。
あなたが変われば、
やがてはお子さんも変わります。
お子さんのためにもまずはあなたが変わりましょう。
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