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[248]自立のためにルールもマナーもある
鈴虫のような、虫の鳴き声が外から聞こえてきました。
なんとも静かな夜です。
〈前回のおさらい〉
イライラが募って、どうしようもないと感じた時は
一旦その場から離れてみましょう。
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今回のテーマは
「ルールとマナー」
です。
「ルール」そして「マナー」。
一見すると、似たような感じがする両者。
どんなスポーツでも、交通でも
ルールもマナーも存在します。
それらは何のためにあると思いますか。
ボクが考えるに
「ルール」も「マナー」も
人と人とがコミュニケーションするのに
とても大事な、いや必須のものです。
「ルール」は、
相手を尊重し、認めるためのもの。
だから、スポーツでも、交通でも
円滑にコミュニケーションをすることが
可能になるのです。
ルールを何故守らなければならないか
それは、前述のような理由であると考えます。
そして
「マナー」は
相手に嫌な思いをさせないためのもの。
自分がされて不快だと感じることは
自分もしない、という気持ちで
マナーを意識すればよいと考えています。
この「ルール」も「マナー」も
社会生活をする上で
避けては通れないものであるということは
皆さんすでに理解されているかと思います。
そこに相手がいる以上
ルールもマナーも自然に必要となる
ということが言えるかもしれません。
これが、たった1人で行動するとなると
もしかすると不要のものなのかもしれません。
ですが、1人であったとしても
自分なりのルールを決める場合もあるでしょうし
自分が不快になるようなことはしない
というマナー的なことを行動に落とし込むことは
あるのかもしれません。
その場合は「自分」と向き合うためのルール、マナー
となりますね。
そして、ルール、マナーを守ることは
自立への道を歩くという目的も考えることができます。
自立、つまり、仲間と支え合い、認め合いながら、
自分自身で生きていくことが、自立です。
ルールもマナーも守らないとなると
その本人は、その場所で孤立をしてしまう、
ということも考えられます。
孤立と自立は、当然違います。
孤立をしてしまうことで
人の役に立つ、という状況からも遠ざかってしまいます。
もし、そうなると
「自分は役に立たない人間だ」
と、自己肯定感を下げる原因ともなってしまいます。
子どものうちから、自立のために
ルールやマナーを守るということを
ご家庭でしっかりと教えていくということは
家庭教育の中でも一番大事なことかもしれませんね。
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