[188]本を読もう 2
〈前回のおさらい〉
言葉の語彙や文法などを覚えるのに効果的な読書。
お子さんが本を読みたくなるような工夫についてお伝えしています。
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今回のテーマも引き続き「読書」です。
前回、同じ本棚にお子さんの本と親の本を
一緒に並べて置いておきましょうということを
お伝えしましたが、
皆さんのご自宅の本棚には何冊ぐらいが並べられていますか。
日経DUALで掲載されていた記事によると
「16歳の時に家に何冊本があったかと、
大人になったときの読み書き、数字、
情報通信技術の能力テストには相関関係がある」
という調査結果が掲載されていました。
その能力テストで平均的な点数を取るのは
80冊程度だそうで、その後冊数とテストの点数は
比例して伸び、350冊からはあまり変化が見られなかったとのことです。
多くの本が目につくところにおいていると
お子さんは興味を示し、読まずともパラパラと
めくる程度はするのかもしれませんね。
さて、その本ですが、親御さんが
これがいいからと買い与えるのではなく、
読みたい本はお子さんに選ばせてあげてくださいね。
本屋さんでもネットでも思う存分選ばせてあげてください。
自分で選んだ本です。
きっと読むでしょう。
そして、なかなか面白いと思うことがありまして、
それは家族で「読書会」を開いてみてはどうでしょうか。
親子で同じ本を読んでみて、みんなが読めた時点で
お互いに感想を伝え合ったり、
親から子へ質問をしてみて、子どもの感想を引き出してあげてもいいと思います。
また同じ本を読んでいなくても、
お子さんに質問をしてみて、その本がどんな話か
を語ってもらうということもできます。
自分とはまた違った感想を聞くことができ
お子さんにとっての学びが深まります。
また、客観性やろ論理性も身につくとされています。
コミュケーションとしても十分成り立ちますし
親子で楽しい勉強の時間になりますね。
今、様々な読書会のメソッドがネットなどで紹介
されているので、参考にしてみてください。
読書会で、自分の考えを発信することの訓練にもなりますね。
ということで、前回と今回で
オススメの読書の工夫をお伝えしました。
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