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[274]豊かな人間関係

サッカーのレフリーが持つカードに、
イエローカード、レッドカードの他に
もう1色のカードがあることをご存知ですか?
それはグリーンカードです。
(今、テレビで初めて知りました)

〈前回のおさらい〉

「豊かな」シリーズを続けています。
前回は「豊かな学び」について考えてみました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回のテーマも
「豊かさ」
を続けていきます。

人が生きる目的、というと少し大げさかもれませんが
人が生きていく上で、どうあるべきか
ということは考えていきたいところだと思うんです。

今回のテーマの「豊かさ」は
経済的なことを指して言うわけではありません。

心のあり方、のようなものです。

豊かな心を持って生きていきたい。
そう思うのは、人間だからこそ、ですよね。

人間にとって欠かせないもの。

それは「人間関係」です。

人が悩む最大の要因。

それも「人間関係」です。

ボクは、この人間関係が豊かなものであれば
人生も豊かになるのではないかな、と思うのです。

「豊かな人間関係」とは
交友関係が広いとか
友達や知り合いが多いとか
ということを言うわけではありません。

ボク思う豊かな人間関係とは
「お互いに存在を丸ごと認め合う」関係
のことを言います。

一番身近な人間関係が形成されるのは
やはり「家族」ですよね。

この家族の人間関係が豊かであれば
とても楽しく心地よく過ごすことができます。

一緒にいてもストレスフリーな関係です。

そして、お互いに丸ごと認め合う関係とは
信頼関係が成り立っている関係です。

家族だったら
信頼関係があるに決まっている!

と思われる人もいるかもしれませんが、
果たして、本当にそうでしょうか。

信頼関係が薄れてしまっていたり
そもそも無かったりするからこそ
親子、夫婦、きょうだいなどで悩み、
深刻になっていってしまうのでは
ないでしょうか。

信頼関係を作るには、
尊敬し合うことが必要です。

親が子を尊敬しなければ
子が親を尊敬することができません。

ここで、少し英語の勉強を。

「尊敬」を英訳すると「respect」です。

この「respect」の語源である
ラテン語の「respicio」には
「見る」という意味があるそうです。

つまりは、「そのままを見る」
ということです。

アドラー心理学でも
その人が「その人である」ということに
価値を置くことが尊敬である
ということが説かれています。

自分そのものを認めてくれる人と
一緒にいることは
とても心地よく感じませんか?

その心地よさこそ
「豊かな人間関係」
なのではないかな
とボクは思います。

豊かな人間関係を築くには
自分以外の他者になんとかしてもらおうと思って
できるものでもありません。

まずは自分から
相手(お子様だったり、パートナーだったり)を
尊敬することから始まるのではないでしょうか。




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