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[225]夏休みはこう過ごそう〜言葉にして伝える編
〈前回のおさらい〉
子どもにとって、夏休みの過ごし方の
一番の基本は、「規則正しい生活」
なかでも、起床・就寝の時間は
なるべく学校がある日と同じ時間に
ということをお伝えしました。
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今回のテーマは
「言葉」です。
今日も夏休み特集〜
ということでもないのですが
せっかくですから、
夏休みに役立つお話ができれば
いいなと思います。
夏休みは、お子さんはおうちにいる時間が
いつもよりは長くなるのではないでしょうか。
この時期は、お話する時間も作りやすいのでは
と思います。
例えば、夏休みにチャレンジしたいことを
話し合うのはどうでしょうか。
その時に、できるだけお子さんの言葉で
語らせてあげることが大事なポイントです。
自分がしたいことや
考えている思いなど、
どうすれば、人に伝えることができるか
それをこの夏休みで学んで欲しいと思います。
子どもは、その子の成長に伴って
言葉で思考しながら、頭の中を整理できるように
なってきます。
でも、大人でもそうですが、
知らない言葉で考えることはできません。
当然ですよね。
知らない言葉は、
そもそも頭の中に思い浮かべることすらできません。
だから、言葉を覚えることは大切なことです。
その言葉達をまとめて
「語彙(ごい)」
といいます。
語彙力を高めるには
読書をしたり、人と話したりと
インプットとアウトプットを繰り返していけばいくほど
身につきます。
その方法は、今回は割愛しますね。
言葉よりも先に感情や欲求があります。
幼い子どものコミュニケーションが
未熟で反射的なのは、
表現できる言葉が少ないということも
原因にあるのではないかと思います。
そして、言葉だけではなく、
言葉とともに伝わってしまうのが
感情です。
喜びも、悲しみも、怒りも、不安も
言葉にした時点で、伝わります。
また、言葉にしなくても
話しているあなたの仕草や表情から
あなたがどう思っているのか
何を感じているのか
喜んでいるのか、不安なのか
それを相手は感じ取ります。
親子でもそうですし、
ご夫婦でちょっとしたことで口論をしている時も
その発せられている言葉を横で聞いている子どもも
ご両親のネガティブな感情を受け取ってしまいます。
もちろん、罵りあっている言葉そのものも
インプットされてしまいます。
普段から使っている言葉で
行動が変わってきます。
それぐらい言葉は重要なんですね。
話を元に戻しますが
この夏は、お子さんのやりたいことなど
要求や欲求をぜひ聴いてみてください。
また、その時に
親御さんも一緒に
この夏にチャレンジしてみたいことを
お子さんに伝えてみてください。
親御さんがきちんとした言葉で
お子さんに話すことができれば
お子さん本人もきちんとした言葉で
話そうとするはずですよ。
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