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[250]月曜日の憂鬱
「夏の終わり」=「晩夏」が一番好きな季節だったりします。
〈前回のおさらい〉
性格に良いも悪いもありません。
相手(子ども)の性格をジャッジしているのは、
あなた自身かもしれません。
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今日のテーマは
「月曜日」
です。
今日は令和元年8月19日月曜日。
子どもにとっての夏休みはまだ続行中ですが
世間一般的には大人にとっての夏休み=お盆休みが
終わりましたね。
もしかすると、働いている皆さんにとっては、
「いやいや、お盆は稼ぎ時。
これから夏休みだよ」
という方もいらっしゃるかもしれませんが。
月曜日というと、思い出すことがあります。
数年前、会社勤めをしていた頃のある時期のことです。
月曜日が来るのが、何となく憂鬱で、不安だった事が続いたことがありました。
仕事は、忙しい割には実績も伴わず
職場の人間関係もあまり良好とは言えないような
そんな時期だったな、と今にして思い出されます。
そんな、憂鬱な気持ちになるのは、
大抵が日曜日の夕方から夜にかけて、のことでした。
日曜日の夕方といえば、
そうです。
国民的番組である、あの長寿アニメ番組
「サザエさん」
の放映時間がちょうどその時間帯
18時30分〜19時00分です。
今でもそうですよね。
我々の世代においては、一度も観たことがない、
なんて人はおそらくいないのではないでしょうか。
「サザエさん」の放映時間にちなんで
休日でもある日曜日の夕方に、
翌日月曜日からまた仕事に行かなければならないことを思い、
憂鬱になったり、倦怠感を感じてしまう状態が続いてしまうことを
「サザエさん症候群(シンドローム)」
と呼ばれるそうですね。
大人でも、しばしば
「ああ、仕事に行きたくないなあ」
なんて思うことは、ありますよね、きっと。
また、
「子どもはいいよなあ、
学校行って遊んでいればいいんだから」
そう思う人もいるのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
「サザエさん症候群」は子どもにも当てはまるのです。
というよりも、子どもの方が一層深刻になることがあるのです。
大人は、仕事以外にも、
例えば、呑んでうさを晴らしたり
何か没頭できるような趣味を探したりと
自分自身で感情を上手くコントロールしながら、
その憂鬱から逃れることが可能です。
でも子ども達は違います。
学校が全て、とは言いませんが
社会=学校、みたいなところはあると思うのです。
その学校が嫌な場所だったり
辛い場所だったりすると
それだけで、もういっぱいいっぱいな状態になってしまいます。
では、大人も子どもも、どうやって
「サザエさん症候群」を克服したらいいのでしょうか。
次回以降で考えてみたいと思います。
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