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[135]One for all,All for one.

今回のテーマは
「それぞれの役割について」です。

今年もさまざまなスポーツの世界大会が行われますね。

そのうち、日本で行われるワールドカップがあります。

それは「ラグビー」

前回のワールドカップ2015イングランド大会では、
劣勢の日本が、一回りも二回りも格上の南アフリカ相手に、
奇跡の大逆転トライで、歴史的大勝利を掴み取ったことは、
まだまだ記憶に新しいところです。

さて、そのラグビーですが、
15人でやるスポーツだということはご存知ですか?

球技の中では、おそらく一度にピッチに出る人数が一番多いスポーツなのではないでしょうか。

それだけ多くのプレイヤー、
相手チームと合わせると30人もの人間たちが、
たった1つのボールを追いかけるのです。

この15人、それぞれ明確なポジションが決められています。

ここではあまり詳しくお伝えできませんが、
大きく分けるとスクラムを組むフォワードと呼ばれる集団が8人、
パスやキックでボールを運ぶバックスと呼ばれる集団が7人います。

フォワード、バックスの中でも、
それぞれ明確にポジションとその役割が決まっていて、
その役割に応じてプレイします。

そのポジションは身体の大小に応じて、
そしてまた身体能力に合わせて、
役割があり、活躍できるというのも
ラグビーの魅力です。

例えば、長身の選手はロック、
ダンプカーよろしく力自慢の選手はプロップ、
足の速い選手はウィング、
身体は小さいが俊敏な選手はスクラムハーフと、
まあとにかくポジションはバラエティに富んでいます。

実はボクもラグビー経験者でして、
高校時代から10数年前までプレイしていました。

ポジションは、バックスのセンターでした。

そんないろいろなタイプの人間たちが
お互いのことを認め合い尊重しながら
自分の役割を全力で果たすのです。

ここで自分が止めないと、ピンチを招くという場面では、自分より大きな選手だろうとタックルして食い止めなければなりません。

敵前逃亡すれば、自分の与えられた役割を放棄することにつながるからです。

そうやってチームのために頑張っている人間を、
周りの人間はまた全力でサポートします。

1人がボールを持って前に行けば、
必ず他の選手は彼を支える体制で援護します。

こういうところから、あの名言
“One for all,All foe one. ”
(1人はみんなのために、みんなは1人のために)
が生まれたのだと思います。

現代の子ども達にも、
いろいろなタイプ、いろいろな考えを持つ人がいる中で
お互いを認め合い、
自分が出来ることを行い、自分の役割を果たすことが
仲間を助けることにもつながるのだ、
ということをラグビーからもラグビー以外からも
知ってほしいなと思います。





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