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[281]信頼し合うにはまず「聴く」こと
今日一日、仕事の関係でスーツで過ごしました。
1回もジャケットを脱がずに過ごしました。
秋なんですね。
〈前回のおさらい〉
ボクの仕事は
子どもと学校(または社会)とをつなぐこと。
改めて、それに気付くことができました。
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今回のテーマは
「信頼関係」
です。
親と子どもとの信頼関係について考えてみます。
親子だから、信頼関係はあることが前提?
いやいや、そうではないでしょう。
家族の悩み=親子または夫婦の信頼関係について
が大半ではないですか。
または、義理の親との関係?
ごめんなさい、話を戻します。
親子の信頼関係を築くには
まずどうしたら良いと思われますか。
それにはまず、
親が子を信頼することです。
そうすれば、子どもは親を信頼します。
コミュニケーションは相互作用で成り立っています。
とはいうものの、
親子の信頼関係を子どもが考える
なんてことはまずないと言ってもいいでしょう。
子どもは、ハナからそんなことは
考えてもいません。
考えるのは常に親側の方です。
だから、信頼関係を築くのに
子ども側を何とかしようなどとは
考えないことです。
では、どうすれば
「信頼している」
ということを示すことができるのでしょうか。
それには、
「まず聴く」ことです。
コミュニケーション上手は聴き上手。
話すことよりも聴くことです。
子どもの話を、まずは
「うん、うん、そうだね、そうだったんだね」
と聴いてあげましょう。
親の役割は、まあいろいろあるとは思いますが
最後は、
「子どもが自分の課題を自分の力で
解決できるという自信をつけられるように
サポートすること」
なのではないでしょうか。
でも、そうは言っても
子どもが何でも自力で解決できないことも
あるでしょう。
その時に、子どもが親に助けを求めるには
親子の間に信頼関係があることが必要です。
言いたくても言い出せなかった子どもに
「なぜもっと早く言わなかったの!?」
と言ったところで、子どもからしてみたら
「言ったら叱られる」
「どうせ聴いてもらえない」
という気持ちだったら…。
子どもは、常に親の背中を見ています。
親も常に子どもの目線を感じながら
子どもの無言のメッセージに耳を傾けていきたいですね。
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