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[125]アウトカム=目標の「その先」にあるもの

今回のテーマは、アウトカムの「その先」にあるものについてです。

「その先」とは、
そのアウトカム=目標を達成したことで、
あなたは何を手に入れるのか、ということです。

例えば、のお話ですが、
僕はマラソンをする(正確には、していた)のですが、
サブスリーといって、フルマラソンを3時間を切るタイムで走るということを目標に掲げて、頑張っていた時期があります。

その目標については、特に問題はないですよね。
肝心なのは、「その先」、つまり、
フルマラソンを3時間以内で走ったことで、
僕は一体何を手に入れたのか、
ということです。

結果的には、3時間以内で走り切り、
アウトカム=目標を
達成することがきできました。

しかし、そのことで何を僕は手に入れたのか、
ということを考えた時に
実は、何も手に入れることはできなかった
ということが分かってしまったのです。

もちろんですが、物とか、金銭的なものだとか、そういうものではないということはお分りいただいていると思います。

で、どうしたかというと、
もう3時間以内で走ろうという目標を追うことはやめました。

いわゆる「燃え尽き症候群」みたいなものですね。

少し、僕の事例が長くなってしまいました。

ご家庭で、お子さんに、
「将来何になりたい?」
「どんな夢を持っているの?」
と聞くことが多いと思います。

その時にぜひ実践して欲しいことがあります。

それは、
「その夢を実現することで、◯◯ちゃんは何を手に入れることができる?」

と、「その先」を聞いてみてほしいのです。

年齢がまだ低い場合は、
「▲▲になったら、何をするの?」

でもいいですし、

「どうして▲▲になりたいの?」

でもいいと思います。

決して、
「そんなの無理だよ」
とか
「もっと違うことを考えなさい」
などと、お子さんの夢を否定したことは言わないでくださいね、

その目標は、
あなたにとって
どんな意味がありますか。

という
その人の信念や価値観に通じる部分、
つまり「思い」が大事かと思うのです。

その「思い」が強ければ強いほど
あなたのアウトカム=目標を達成することが
しやすくなります。

また、達成したあとも、
その「思い」に基づいて
次の目標を決めやすくなります。

子どもであっても、子どもなりに考えられると思います。

目標の「その先」にあるもの。

それがその人の本当に手に入れたい結果です。




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