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[130]見方を変え、未来を明るく照らす方法

今回のテーマは

「失敗を学びに、逆境を成長に。」

です。

お子さんがもし、自分にとって望ましくはないと思っている状況に置かれたり
またはそのようなことを話してきたりした場合のことをイメージしてみてください。

今の現状を打破し
お子さんを前進させてあげたい
と思った場合の
方法を紹介します。

具体例を出しますね。

たとえば、お子さんはある野球チームに入っていたとします。

内野手としてレギュラー選手になるために、
いつもいつも練習を頑張ってきました。

ところがある日、怪我をしてしまい、
しばらくの間、大好きな野球を休まなければならなくなってしまいました。

お子さんとしてはとても悔しい日々を過ごすこととなりました。

でも、まだ野球ができる期間は残されているとします。

「もうどうせ僕なんか野球ができないんだ」

自暴自棄にお子さんがこう言ってきたら、
親としてはどのような言葉を投げかけてあげたらいいでしょうか。

「辛いよね。大好きな野球ができないんだもんね」

と、まずはお子さんの気持ちに寄り添うことが大事です。

その上で、このお子さんを辛い状況から脱却させ
この子が前に向いてくれる言葉を考えてみましょう。

「いつから野球ができるの?」

「その時に備えて、今のあなたに何かできることがあるとしたら、何をしたい?」

「怪我したことは、あなたにとってとても残念なことだけど、
でも怪我をしたことで、
普段なら経験できないことが経験できる
いいチャンスだと思うよ」

この事例のように、
怪我をしたという辛い出来事を
いいチャンスなのだと
見方を変えて、発想を転換させることを
「リフレーミング」といいます。
(「NLPー神経言語プログラミング」より)
視点を変える=フレームを取り替えるというイメージです。

この他にも
「ぼくは優柔不断なんですよね」
という方に対して
「優柔不断ということは、フレキシブルに対応できるということだよね」

「私は性格が暗いんです」
という方に対して
「暗いということは、落ち着いているということですよ」

というように「リフレーミング」で
その方にとって望ましくないと思っていることを
良い方向にチェンジしていくことが可能になります。

大事なことは、まず相手の気持ちを十分に受け止めること。

お子さんに、またはご友人にもぜひ
試してみてください。




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子どもの“しあわせ力”向上委員会 〜教育・子育て3分間ラーニング〜

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